読書録

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2021-01-01から1年間の記事一覧

『僕たちはもう働かなくていい』 堀江 貴文 著

" data-en-clipboard="true"> 新書の冒頭、大きな字で4ページ分のメッセージがあり、その後半の2ページに、 " data-en-clipboard="true"> 行動しよう。 AIが、ロボットが、 あらゆるテクノロジーが、 必ずあなたの勇気を 後押ししてくれる。 とあり、本書…

『炎上しない企業情報発信』 ジェンダーはビジネスの新教養である 治部 れんげ 著 

" data-en-clipboard="true"> 資生堂やサントリーなど、広告がとてもうまく歴史もある企業で、炎上事案が起きたのはなぜなのか・・3年前の発刊だが、今もなおホットな課題で、とても参考になる。 " data-en-clipboard="true"> ポイントは、副題にある「ジェ…

『空気を読む脳』 中野信子 著

テレビ出演での活躍を拝見する著者。サイトによると、Webメディア『現代ビジネス』で、2018年4月から約半年間にわたって連載した「日本人の脳に迫る」に加筆修正した内容とのこと。「空気を読む」こと、不倫への怒りなど、脳科学との関連で説明して…

『Shelter』 祥伝社文庫 こ14-8 近藤 史恵 著

男女共同参画センターの新着本コーナーに、このところ、この著書の本が並んでいたので、借りてみた。 Shelter(シェルター) 整体師・合田力 (祥伝社文庫) 作者:近藤史恵 祥伝社 Amazon 発刊した祥伝社のサイトは検索で該当書↓ www.sun.s-book.net ダ・ヴィン…

『オードリー・タン自由への手紙』 オードリー タン∥語り+クーリエ ジャポン編集チーム∥編

" data-en-clipboard="true"> 公式サイトのPR文言「IQ180超の天才的頭脳、性別なしというジェンダーレス、世界のグローバル思想家100人に選ばれる先見性、新型コロナ対応でわずか3日で全国民にマスクを配るシステムを構築した実行力。どれをとって…

『コロナ後の世界』 ジャレド・ダイアモンド ポール・クルーグマン リンダ・グラットン マックス・テグマーク スティーブン・ピンカー スコット・ギャロウェイ  各著

世界を代表する知識人6人が、コロナの感染拡大のなかであえてポジティブな側面を見いだすとすれば、「私たちに深く考えるきっかけを与えてくれたこと」とすべて答えたことが印象的(p201)と、あとがきで編者の大野和基氏が記しているように、本著を読んで…

『七十歳死亡法案、可決』 垣谷 美雨 著

奇想天外であり得ない設定だと思っていた。ところが読み進めるうちに、これは、介護や家族のいまの問題を考えさせられる作品とわかる。著者の物語展開のうまさに感服し、引き続き読んでみたいと思った。 七十歳死亡法案、可決 (幻冬舎文庫) 作者:垣谷 美雨 …

『還暦からの底力』 出口 治明 著 

" data-en-clipboard="true"> 学ぶことがとても多い一冊。副題の部分を含め、心に留めておきたい。 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 (講談社現代新書) 作者:出口治明 講談社 Amazon 発刊した講談社のサイト bookclub.kodansha.co.jp 引用をたくさん…

『米中ハイテク覇権のゆくえ』 NHK出版新書 NHKスペシャル取材班 著

本著が発刊されたときはトランプ政権で、国際政治学者イアン・ブレマー氏が懸念を示した状況の一部は変化したが、将来のリスク要件であることは変わりない。p207で、「カギは中国を排除することではなく、むしろ関係国が連携を深めることで中国を引き寄せる…

『はじめよう!システム設計 要件定義のその後に』 羽生章洋 著

「AI・IoT活用からレガシー対応までどうしたら、うまくいくんだろう?」と表紙の副題にある本著。情報科学のコーナーから久しぶりにシステム開発系の本を借りる。3年前に出版された本著だが、考え方の基本は、おさえておきたい。 はじめよう! システム…

『テンプレートのつくりおき!超時短のパソコン仕事術』 きたみあきこ 著

図書館の情報科学&パソコン系を集めたコーナーに置いてあった一冊で、コロナ前・おととしの発刊ながら、改めて効率化できるノウハウ、忘れているものがないかと手に取る。 テンプレのつくりおき! 超時短のパソコン仕事術 (青春新書プレイブックス) 作者:き…

『男が介護する 家族のケアの実態と支援の取り組み』 津止 正敏 著

将来に備え、この本も手に取る。これまでの実態や課題について、多少なりとも触れることができたかどうか。 男が介護する-家族のケアの実態と支援の取り組み (中公新書, 2632) 作者:津止 正敏 中央公論新社 Amazon 発刊した中央公論新社(2021.2)のサ…

『老前破産 年金支給70歳時代のお金サバイバル』 荻原 博子 著

タイトルの老前破産を防ぎたいなら、「一番大事なのは、家族関係を見直し、立て直すこと」p162、というのは、その通りなのだろう。 老前破産 年金支給70歳時代のお金サバイバル (朝日新書) 作者:荻原 博子 朝日新聞出版 Amazon 発刊した朝日新聞出版(201…

『変半身(かわりみ)』  村田 沙耶香 著

常識的な発想そのものを揺さぶられる、SFのような作品だった。 変半身(かわりみ) (単行本) 作者:村田沙耶香 筑摩書房 Amazon 発刊した筑摩書房のサイト↓ www.chikumashobo.co.jp 印象に残った言葉を引用↓ p49:私は、生れてからの自分の宿命で、絶対的に従…

『希望病棟』 垣谷 美雨 著

著者の本3冊目、後悔病棟と登場人物が一部重なりながら、展開の仕方が微妙に異なりつつ、二つの本を通じて、聴診器の”秘密”が最後に・・・なかなか面白く、著者の作品はさらに読み進めたいと思う。 希望病棟 (小学館文庫) 作者:垣谷美雨 小学館 Amazon 出版…

『いけいけどんどん!ワーママ奮闘記 母ちゃんだって自分らしく働きたい!』 あい 著

「くらしの本棚」のエッセイが書籍化されたということだが、会社のデザイン担当で育休復帰後にご苦労され、フリーランスとして自立し活躍の様子は頼もしい。にしても、描かれている会社のトップの言動と、支える上司の課長/部長など、いまだになかなか変わら…

『今すぐ「標準レポート」を卒業したい!GoogleアナリティクスWeb解析の強化書』 藤原 良輔 著

仕事の新たな展開でこの分野も知りたいと、まずは図書館で借りた。6年前の発刊で、いまの技術進歩の早さからどこまでキャッチアップしているのか・・ただ、用語など基本はそれほど変わらないと思って手に取ったが、これがなかなか専門性が高く、やりながら理…

『三屋清左衛門残日録』 文春文庫  藤沢 周平 著

" data-en-clipboard="true"> アラカンの連れ合いが、読んで面白かったというので、手に取る。確かに、著者の話の展開は素晴しく、様々な伏線がラストに繋がっていく。 " data-en-clipboard="true"> 事実上の仕事の前線からの引退を受け止めながら、どう身を…

『Q&Aいまさら聞けないテレワークの常識 - 日経文庫』 武田かおり 中島康之  共著

" data-en-clipboard="true"> テレワーク関連の学びで、男女共同参画フォーラムから借りた本の2冊目。 " data-en-clipboard="true"> Q&Aいまさら聞けないテレワークの常識 (日経文庫) 作者:武田 かおり,中島 康之 日経BP 日本経済新聞出版本部 Amazon 発刊し…

『テレワーク環境でも成果を出す チームコミュニケーションの教科書』 池田 朋弘 著

テレワーク関連の体系的な知見を学ぼうと、男女共同参画フォーラムで借りて目を通す。新たな気付きが結構あり、日々学ぶ必要性を改めて感じる。 テレワーク環境でも成果を出す チームコミュニケーションの教科書 (Compass Booksシリーズ) 作者:池田 朋弘 マ…

『老後の資金がありません 中公文庫』 垣谷 美雨 著

収録されている室井佑月の解説「こういう本が読みたかった」(p313)「面白く、ためになる、素敵な小説だった。あたしはずっとこういう本が読みたかった」という言葉に納得。年代的には自分にも当てはまるかも知れず、面白く、ハッピーエンドなのがとてもいい。…

『反日種族主義 日韓危機の根源』 李 栄薫 編著

韓国の文在寅政権のもと、2018年の大法院が慰謝料の支払いを命じた判決もうけ、日韓関係の冷え込んだ状況が続いていたが、地裁では反対の判決も出て、徴用工&慰安婦をめぐる状況に変化も伺える。本著は、韓国でもベストセラーになったということで、その後…

『テレワーク時代のメール術』 平野 友朗 著

" data-en-clipboard="true">「評価される人は1通のメールで仕事が終わる」という副題にひかれ、テレワーク時代に、何か変わったことがあるのか?と手に取る。 テレワーク時代のメール術 評価される人は1通のメールで仕事が終わる 作者:平野友朗 WAVE出版 A…

『50代後悔しない働き方 「勝ち逃げできない世代」の新常識』 大塚 寿 著

もう遅いのか、まだ間に合うのか?著者は1万人へのインタビューから、「年金+年間300万円の収入を得る」という生き方を提案しているが、はてさて。年収が3分の1から4分の1に下がる、時給1200円程度、でも、なんとかモチベーションを維持していくには、「一般…

『なぜ、それが無罪なのか!? 性被害を軽視する日本の司法』 伊藤 和子 著

本著で紹介されている未成年の娘と性交した父親が無罪になった件など、相次ぐ判決には本当にびっくりしたが、本著を読んでなぜそうなっているか、ではどうしたらよいか、が良く分かった。 とくに、法案改正を検討する場で国会議員が発言したという50歳と14歳…

『足をどかしてくれませんか。 メディアは女たちの声を届けているか』 林 香里 編

ジェンダーをめぐる表現などで炎上が相次ぐ昨今、勉強会があるのを前に、男女共同参画センターで借りて読む。CMで批判を受けた内容で共通するのは、「決めつけ」と「現状追認」だと、治部れんげさんは本著で指摘する。女性の上司がいるというだけで防げる…

『クララとお日さま』 カズオ・イシグロ 著 土屋 政雄 訳

クララとお日さま 作者:カズオ イシグロ 早川書房 Amazon 発刊したハヤカワのサイト↓ www.hayakawa-online.co.jp 印象に残った箇所をいくつか引用してメモ p13:(クララ)全員が暗黙のうちに了解していた理由が、お日さまと栄養でした。p14:いつも外を見たいと…

『あなた、それでも裁判官? 女性に優しい司法を求めて』  中村 久瑠美 著

男女共同参画センターの新着コーナーにあった本で、最近の判決のことかと借りてみたが・・・壮絶な著者の体験が書かれ、驚いた。暮らしの手帖社から10年前に出版された本の再版とのこと。 あなた、それでも裁判官? 女性に優しい司法を求めて 作者:中村久…

『知らないと恥をかく世界の大問題 11 グローバリズムのその先 』 池上 彰 著

" data-en-clipboard="true"> 2020年6月に本著が発刊された段階では、米大統領選挙の前。また、「遅くとも2021年の春には特効薬とワクチンが全世界に行き渡っていなければ、オリンピックの開催は無理なはずです(p256)」 とも記されているが、これを書…

『JR上野駅公園口』 柳 美里 著

本著の翻訳本『TOKYO UENO STATION』が、2020年の全米図書賞(National Book Award 翻訳文学部門)を受賞(11月)したことで注目された本著を、連れ合いから借りて、ようやく読む。 JR上野駅公園口 (河出文庫) 作者:柳美里 発売日: 2017/03/03 メディア: K…