読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

経済

『ストレス脳』 アンデシュ・ハンセン 著  久山 葉子 訳

www.shinchosha.co.jp (サイトより) 「病気や飢餓などのリスクを克服し、人類はかつてないほど快適に生きられるようになった。だが、うつや不安障害は増加の一途……孤独にデジタル社会が拍車をかけて、現代人のメンタルは今や史上最悪と言っていい。なぜ、い…

『ぜんぶ運命だったんかい』 笛美 著

副題 おじさん社会と女子の一生 発刊した亜紀書房(2021.8)のサイトから 男性中心の広告業界で働いてきた20代。気付けば、同世代の男性は結婚し、仕事でも飛躍している。なのに自分はなんだか辛くて生きにくい。ひとりの女性がフェミニズム、そして…

『苦しかったときの話をしようか』 森岡 毅 著

" data-en-clipboard="true">副題 ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 www.diamond.co.jp " data-en-clipboard="true">〇4人の子どもで長女が大学生で2年時の会話から・・虎の巻としてp005 ←子を持つ親の思い、垣間見えてよい。…

『ほんとうの定年後』 坂本 貴志 著

" data-en-clipboard="true">副題 「小さな仕事」が日本社会を救う 講談社現代新書 bookclub.kodansha.co.jp 内容紹介(サイトより) 年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70代男性の就業率は45%…

『22世紀の民主主義』 成田 悠輔 著

www.sbcr.jp サンデージャポンなどにコメンテーターとしてもよく登壇し、その発言が注目されている著者の本。いろいろあって、ずっとメモのままこちらにアップできていなかったが、当時メモしていた内容など、残しておきたい。 ログミーという書き起こしサー…

『「定年後」の“お金の不安”をなくす 貯金がなくても安心老後をすごす方法』 大江 英樹 著

発刊した総合法令出版(2019.6)のサイト↓ www.horei.com 紹介サイトより)そもそも老後にはいくら必要なのか?それほど裕福でもない人はどうしたらいいのか?不安を拭い去り、人生100年時代の長いセカンドライフを楽しむための「お金」「労働」解…

『53歳の新人 NHKアナウンサーだった僕の転職』 内多 勝康 著

発刊した新潮社(2022.4)のサイト↓ www.shinchosha.co.jp サイトより)「NHKの顔」だった著者も気づけば若手に席を譲る世代に。そこへ関心があった福祉分野での求人を知り、まさかの転職。超安定企業を辞める決心と家族の反応、新天地での苦労、そ…

『中高年男性の働き方の未来』 小島 明子 著

金融財政事情研究会(2022.3)のサイト↓ 変化を余儀なくされる社会のなかで、定年後どう働けば良いのか、定年前からどのようにキャリアをシフトしていけばよいのか。中高年になってからのキャリアの考え方や再就職先の探し方などについても、キャリアコ…

『朝日新聞政治部』 鮫島 浩 著

bookclub.kodansha.co.jp 本著の要素や内容を引用・抜粋しながら、以下メモ。 p14:「吉田調書」「慰安婦」「池上コラム」の3点セットで朝日新聞社は創業以来最大の危機に直面していたのである。+p19:木村社長が「吉田調書」報道を取り消した2014年9月11日は…

『政策起業家 「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』   駒崎 弘樹 著

読んでいて、なんでこんな理不尽なことが・・そこに情熱がある担当者が登場して、なんとか実現にというストーリーに涙がこぼれる部分が多々あった。 筑摩書房 2022.1発刊のサイト↓ www.chikumashobo.co.jp サイトから)「政策起業家」とは、民の立場で…

『漂流日本左翼史 理想なき左派の混迷1972-2022』 池上 彰 佐藤 優 共著 

bookclub.kodansha.co.jp 講談社現代新書のシリーズで3冊目、2022.7 発刊 サイトに目次あり 図書館サイト掲載の要旨)労働組合の攻防、衰退する社会党、国鉄解体の衝撃。もう左翼は存在感を取り戻せないのか。左派の未来の可能性を問う。 覚えておきた…

『激動 日本左翼史』  池上 彰 & 佐藤 優 共著

bookclub.kodansha.co.jp サイトより)高揚する学生運動、泥沼化する内ゲバ、あさま山荘事件の衝撃。 左翼の掲げた理想はなぜ「過激化」するのか? 戦後左派の「失敗の本質」。 「この時代は、左翼運動が最高潮に達しながらその後急速な凋落を辿っていった時…

『太平洋戦争への道 1931-1941』  半藤 一利  加藤 陽子 保阪 正康 共・編著

発刊したNHK出版 {新書 659(2021年07月12日)}のサイト↓ www.nhk-book.co.jp 印象に残ったポイントを以下引用↓ p17:半藤 私は死ぬまで「絶対」という言葉を使わないと誓いました。「絶対日本は勝つ」とか、「絶対日本は正しい」とか・・一種のスローガ…

『共働き夫婦最強の教科書』  内藤 眞弓 著

「3000以上の家計を診断した人気FPが教えるお金・仕事・家事の不安がなくなる」と長い副題がつく本著を発行した東洋経済新報社 (2021.10)のサイト↓ str.toyokeizai.net サイトから)歯を食いしばってがんばる必要なし。ちょっとした工夫で生…

『真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 』 池上 彰 & 佐藤 優 共著

記録2冊目、発刊した講談のサイトから↓ この二人の対談には、刺激を受ける。 bookclub.kodansha.co.jp 読んでいた当時のラフなメモから引用 p107:(佐藤が読売新聞の渡邊恒雄主筆と対談記事:週刊新潮2020年新年号で、渡邊恒雄氏)「マルクスやレーニンの…

『道をひらく』 松下幸之助 著

発刊したPHP研究所のサイト↓特設もアリ www.php.co.jp www.php.co.jp ◇PHP研究所の創設者である松下幸之助氏の提唱により結成された自主的な活動グループ「全国PHP友の会」が運営するFacebookページ↓ www.facebook.com 印象に残った部分を3つだけ引…

『私たちはどう生きるか』 マルクス ガブリエル ほか著

コロナ後の世界を語るシリーズ2 世界の知性の言葉には耳を傾けたい 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2 (朝日新書) 作者:阿川 佐和子,東 浩紀,岩田 健太郎,宇佐見りん,オードリー・タン,カーメン・ラインハート,金原 ひとみ,桐野 夏生,金田一 秀穂…

『多様性って何ですか? SDGs、ESG経営に必須!』  羽生 祥子 著

SDGsを知るため、男女共同参画センターから第3弾。 SDGs、ESG経営に必須! 多様性って何ですか?D&I、ジェンダー平等入門 作者:羽生 祥子 日経BP Amazon 発刊した日経BP2022.1のサイトと紹介文↓ 多様性=ダイバーシティが今、組織に問われている。だが…

『これがSDGs』 明治大学商学部グローバル人材育成シリーズ3 明治大学商学部 編

SDGsを知るために、男女共同参画センターから第2弾。 これがSDGs (明治大学商学部グローバル人材育成シリーズ3) 同文舘出版 Amazon 同文舘出版2021.8発刊で以下は明治大学関連のサイト↓ 『これがSDGs』が出版されます!... - 商学部の現場:「商」のイ…

『図解SDGs入門』 村上 芽 著 

SDGsのことを改めて考える必要が出てきて、男女共同参画センターで借りる。 図解SDGs入門 作者:村上 芽 日本経済新聞出版 Amazon 日経BP日本経済新聞出版本部2021.1発刊で、以下は著者が関係するサイトでの図書紹介↓ www.jri.co.jp 紹介文)「生…

『小学館新書 無理ゲー社会』 橘 玲 著

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">選んだ理由)いまの生きにくい社会の背景を知りたい 感動した理由) 引用など根拠を示し、トランプ元大統領や陰謀論に一定の支持があることの背景などが少しわかった。 無理ゲー社会(小学館新書) …

『「選択的」夫婦別姓 IT経営者が裁判を起こし、考えたこと』 青野 慶久 著

" data-en-clipboard="true"> 選んだ理由)この問題への理解を深める 感動した理由)著者が普通に考え実践したこと。戸籍上は「西端」改姓で苦労 " data-en-clipboard="true"> 「選択的」夫婦別姓: IT経営者が裁判を起こし、考えたこと (ポプラ新書 あ 5-1) …

『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 マイケル・サンデル 著 鬼澤 忍 訳

" data-en-clipboard="true"> 選んだ理由)サンデル教授の論点を知りたい 感動した理由)論理展開の精緻さ 感動した箇所) p323:自分の運命が偶然の産物であることを身にしみて感じれば、ある種の謙虚さが生まれ・・・謙虚さが、能力の専制を超えて、怨嗟伸…

『女子大生風俗嬢 性とコロナ貧困の告白』 宝島社新書 607  中村 淳彦著

新自由主義の一環で、日本育英会の貸与奨学金が独立行政法人化して金融ビジネスになり、借りる側には厳しくなった(p117)ことも背景に、こんな実態があるのかと驚く。 女子大生風俗嬢 性とコロナ貧困の告白 (宝島社新書) 作者:中村淳彦 宝島社 Amazon 発刊し…

『ルポ婚難の時代 悩む親、母になりたい娘、夢見るシニア光文社新書1121』 筋野 茜 尾原 佐和子 井上 詞子 共著

サブタイトルの「悩む親」で、まだ子は20代ではあるが、同世代に”初孫かわいい”との話を聞くようになり、今の状況を知ろうと手に取る。共同通信の女性記者3人が、自らの状況も紹介しながら取材をすすめ、帯や冒頭&サイトにある 住職がサポートする「寺コン…

『21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考』 ユヴァル・ノア・ハラリ/著 柴田 裕之/訳

一通り目を通したが、理解できたかどうかは疑問。もう少し余裕があるときに、他の2冊とともに読み直した方が良いかも知れない。 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考 (河出文庫) 作者:ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 Amazon 発刊し…

『自分の頭で考える日本の論点』 出口 治明 著

あけましておめでとうございます。と書き始めた、きょう1/5の東京新聞、齋藤美奈子さんのコラム・タイトルが「めでたくない」だったので、なんともどういう年になるのかと思いつつ、2021年から22年にかけて最初に読んだのが、図書館で予約してからかなりたっ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…