2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
タイトルに「壁」とあるように、AIの限界について議論が展開されている。 AIの壁 人間の知性を問いなおす (PHP新書) 作者:養老 孟司 発売日: 2020/09/29 メディア: Kindle版 発刊したPHP研究所のサイトから www.php.co.jp 4人の叡智との対談からいくつ…
コロナ禍のもと、オンライン会議が増える中、ノウハウを伝えている。帯にあるように47のコツのなかで、最初の1秒の大切さや、0.8倍速とゆっくりめに話すこと、「私は」よりも「私たち」を使っ手興味を引くなど、覚えておくと役立ちそう。 本著には、「ASオン…
第158回芥川賞を受賞し、映画化も。 主人公は、日高桃子p67さん74歳、夫は周造(しゅうぞう)p17:さん。不思議な味わいのある作品だった。 おらおらでひとりいぐも (河出文庫) 作者:若竹千佐子 発売日: 2020/06/24 メディア: 文庫 発刊した河出書房新社のサ…
本屋大賞翻訳部門に選ばれたことで、このところ書店の目立つところに並んでいる本著、扁桃体=アーモンドが小さく感情がわからないという主人公の、特異な話かと思ったが、心に打たれる部分が多々あった。 アーモンド 作者:ソン・ウォンピョン 発売日: 2019/…
タイトルにあるように、本業とは別に、好きなことでコラボしながら能力を発揮し、新たな価値をみつけていく、というのは、とても素敵なことだとは思う。 仕事に「好き」を、混ぜていく。 あなたのB面を本業に生かすヒント 作者:電通Bチーム 発売日: 2020/06/…
25日からの緊急事態宣言が決まった、これを記入しているきょう(2021/04/23)、今後、経済的にはさらに厳しくなることが予想される中、どう家計で乗り越えていくか?で手に取った本。 コロナに負けない! 荻原博子の家計引きしめ術 作者:荻原 博子 発売日: 20…
著者の”闘う思想家と精神科医”は、ともに1960年生まれで79年に同志社80年に私立医大に入った(p75)とのことで、ほぼ同世代であることに本著で改めて気付かされる。 そして、学生時代からの読書など、思想的なバックボーンの豊富さに驚嘆しつつ、それでも、こ…
「日本の読者の方々にとっても『82年生まれ、キム・ジヨン』が、自分をとりまく社会の構造や慣習を振り返り、声を上げるきっかけになってくれればと願っています。あなたの声を待っています。」p172 と書く著者の言葉が重い。 82年生まれ、キム・ジヨン 作者…
英語では「幹」を意味するSTEMとは、サイエンス科学のS、テクノロジー技術のT、エンジニアリング工学のE、マセマティックス数学のMを並べた造語(p16)で、使い始めたのは、アメリカ国立科学財団(NSF)とされているという。 これにアート芸術のAを…
" data-en-clipboard="true"> コロナ禍のもと、ワクチンがなかなか普及しないが、本著は、社会や政治についてのワクチンになるかも知れないという印象をもつ。 講義形式を文書におさめた内容で、休憩時間の合間に出る課題に対して、的確に回答が思い浮かばず…