読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

家事

『ぜんぶ運命だったんかい』 笛美 著

副題 おじさん社会と女子の一生 発刊した亜紀書房(2021.8)のサイトから 男性中心の広告業界で働いてきた20代。気付けば、同世代の男性は結婚し、仕事でも飛躍している。なのに自分はなんだか辛くて生きにくい。ひとりの女性がフェミニズム、そして…

『共働き夫婦最強の教科書』  内藤 眞弓 著

「3000以上の家計を診断した人気FPが教えるお金・仕事・家事の不安がなくなる」と長い副題がつく本著を発行した東洋経済新報社 (2021.10)のサイト↓ str.toyokeizai.net サイトから)歯を食いしばってがんばる必要なし。ちょっとした工夫で生…

『ジェンダーで見るヒットドラマ 韓国、アメリカ、欧州、日本』 治部 れんげ 著

ドラマを通してジェンダーの比較を試みた内容は、自分もいくつか見てきただけに、とても興味深い。特に、お仕事ドラマとして人気がある半沢直樹シリーズなど、女性の描き方がステレオタイプ的だと手厳しい。ここで取り上げられた韓国ドラマ『ミスティ』など…

『#ゴミ捨てろ うちの旦那はティッシュをゴミ箱に捨てられない』 gomi_sutero 著

これもSDGsを知るためといえるか・・・男女共同参画センターから第4弾。タイトルにあるほど自分はひどくはないと思いつつ、気楽にチェックするつもりで読む。 #ゴミ捨てろ うちの旦那はティッシュをゴミ箱に捨てられない 作者:gomi_sutero KADOKAWA Amazon …

『多様性って何ですか? SDGs、ESG経営に必須!』  羽生 祥子 著

SDGsを知るため、男女共同参画センターから第3弾。 SDGs、ESG経営に必須! 多様性って何ですか?D&I、ジェンダー平等入門 作者:羽生 祥子 日経BP Amazon 発刊した日経BP2022.1のサイトと紹介文↓ 多様性=ダイバーシティが今、組織に問われている。だが…

『「選択的」夫婦別姓 IT経営者が裁判を起こし、考えたこと』 青野 慶久 著

" data-en-clipboard="true"> 選んだ理由)この問題への理解を深める 感動した理由)著者が普通に考え実践したこと。戸籍上は「西端」改姓で苦労 " data-en-clipboard="true"> 「選択的」夫婦別姓: IT経営者が裁判を起こし、考えたこと (ポプラ新書 あ 5-1) …

『ルポ婚難の時代 悩む親、母になりたい娘、夢見るシニア光文社新書1121』 筋野 茜 尾原 佐和子 井上 詞子 共著

サブタイトルの「悩む親」で、まだ子は20代ではあるが、同世代に”初孫かわいい”との話を聞くようになり、今の状況を知ろうと手に取る。共同通信の女性記者3人が、自らの状況も紹介しながら取材をすすめ、帯や冒頭&サイトにある 住職がサポートする「寺コン…

『捨てられる男たち 劣化した「男社会」の裏で起きていることSB新書545』 奥田 祥子 著 

「無自覚ハラスメント」が、無批判に内在化された「男社会」の価値観にあることが問題だと、さまざまな事例を紹介して、警鐘をならしている。同じ取材対象者へのインタビューが、最長で20年にわたるというだけに、厚みがある内容となっている。 捨てられる男…

『クローバーナイト』 辻村深月 著

『かがみの孤城』で2018本屋大賞を受賞した著者の作品は、『朝が来る』以来2冊目だが、仕事と育児の両立を模索してきた経験を思い出しつつ、とても共感出来る内容、かつさまざまな課題をミステリー仕立てでストーリーとして読ませる力量が素晴しい。 入りの…

『「男女格差後進国」の衝撃』 治部 れんげ 著

" data-en-clipboard="true"> 副題「無意識のジェンダー・バイアスを克服する」にあるとおり、著者本人の名刺交換エピソードや我が子とのやりとりなど実例を豊富に盛り込み、考えさせてくれた。 「男女格差後進国」の衝撃 ~無意識のジェンダー・バイアスを…

『なぜ妻は「手伝う」と怒るのか 妻と夫の溝を埋める54のヒント』 平凡社新書971 佐光 紀子 著

副題にあるように、ヒント満載!あるあるもいっぱい。勉強になったがどう生かすか?が課題。 なぜ妻は「手伝う」と怒るのか: 妻と夫の溝を埋める54のヒント (平凡社新書 971) 作者:佐光 紀子 平凡社 Amazon 発刊した平凡社(2021.4)のサイト↓ www.heib…

『男が介護する 家族のケアの実態と支援の取り組み』 津止 正敏 著

将来に備え、この本も手に取る。これまでの実態や課題について、多少なりとも触れることができたかどうか。 男が介護する-家族のケアの実態と支援の取り組み (中公新書, 2632) 作者:津止 正敏 中央公論新社 Amazon 発刊した中央公論新社(2021.2)のサ…

『老前破産 年金支給70歳時代のお金サバイバル』 荻原 博子 著

タイトルの老前破産を防ぎたいなら、「一番大事なのは、家族関係を見直し、立て直すこと」p162、というのは、その通りなのだろう。 老前破産 年金支給70歳時代のお金サバイバル (朝日新書) 作者:荻原 博子 朝日新聞出版 Amazon 発刊した朝日新聞出版(201…

『いけいけどんどん!ワーママ奮闘記 母ちゃんだって自分らしく働きたい!』 あい 著

「くらしの本棚」のエッセイが書籍化されたということだが、会社のデザイン担当で育休復帰後にご苦労され、フリーランスとして自立し活躍の様子は頼もしい。にしても、描かれている会社のトップの言動と、支える上司の課長/部長など、いまだになかなか変わら…

『Q&Aいまさら聞けないテレワークの常識 - 日経文庫』 武田かおり 中島康之  共著

" data-en-clipboard="true"> テレワーク関連の学びで、男女共同参画フォーラムから借りた本の2冊目。 " data-en-clipboard="true"> Q&Aいまさら聞けないテレワークの常識 (日経文庫) 作者:武田 かおり,中島 康之 日経BP 日本経済新聞出版本部 Amazon 発刊し…

『あなた、それでも裁判官? 女性に優しい司法を求めて』  中村 久瑠美 著

男女共同参画センターの新着コーナーにあった本で、最近の判決のことかと借りてみたが・・・壮絶な著者の体験が書かれ、驚いた。暮らしの手帖社から10年前に出版された本の再版とのこと。 あなた、それでも裁判官? 女性に優しい司法を求めて 作者:中村久…

『荻原博子の家計引きしめ術 コロナに負けない!』 荻原 博子 著

25日からの緊急事態宣言が決まった、これを記入しているきょう(2021/04/23)、今後、経済的にはさらに厳しくなることが予想される中、どう家計で乗り越えていくか?で手に取った本。 コロナに負けない! 荻原博子の家計引きしめ術 作者:荻原 博子 発売日: 20…

『親の介護がツラクなる前に知っておきたいこと』 島影 真奈美 著

認知症や介護関連で借りた本の3冊目。 親の介護がツラクなる前に知っておきたいこと 作者:島影真奈美 発売日: 2020/03/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) 発刊したWAVE出版のサイト↓ www.wave-publishers.co.jp (関連) nakamaaru.asahi.com 本著の…

『お父さんは認知症 父と娘の事件簿 中公新書ラクレ 689』 田中 亜紀子 著

男女共同参画センターから借りた認知症関連の2冊目。著者の体験と戸惑いが時系列的にわかった。病気と考えれば、セカンドオピニオンを含め、さまざまな情報を知っておくことが大事と言うことを改めて認識する。 お父さんは認知症 - 父と娘の事件簿 (中公新書…

『消えていく家族の顔 現役ヘルパーが描く認知症患者の生活』 吉田 美紀子 著

このところ、物忘れが多くなってきた。今後のコトを考えるためにも参考にしようと、認知症や介護関係の図書を男女共同参画センターで借りて読む。 消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~ (BAMBOO ESSAY SELECTION) 作者:美紀子, 吉田 発…

『私の穴がうまらない』 おぐら なおみ 著

「夫婦のカタチ」読書シリーズの第4弾。ドキッとするタイトルではあるが、セックスレスの問題について、真面目に考えさせられる内容となっている。第3弾に続くコミックエッセイで、発刊社の公式サイトには、こちらも読書メーターと連動があり、感想を読むこ…

『妻は他人 変化の日々を夫婦で歩む』 さわぐち けいすけ 著

「夫婦のカタチ」読書シリーズと、男女共同参画センターの企画に勝手にのって第3弾、コミックエッセイというジャンルで、ほのぼのした味わいがあった。 妻は他人 変化の日々を夫婦で歩む 作者:さわぐち けいすけ 発売日: 2019/11/22 メディア: 単行本 発刊…

『ニコイチ幸福学』 前野隆司  前野 マドカ 共著

「夫婦のカタチ」読書シリーズと勝手に銘打って第二弾、副題にある通り「研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学」は、とても素敵な関係で参考にしたい。 ニコイチ幸福学 研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学 作者:前野 隆司,前野 マドカ …

『夫が知らない家事リスト』 野々村 友紀子 著

男女共同参画センターで特集展示された「夫婦のカタチ」からいくつか借りて読んだが、これまでを振り返りながら、いろいろ考えさせられる。その第一弾で、週末に入る前にまずメモ。 夫が知らない家事リスト 作者:野々村 友紀子 発売日: 2019/09/18 メディア:…

『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』 山田 昌弘 著

コロナ感染拡大で大変な状況のもと、将来にむけてはこの問題もどう考えたら良いか、ヒントを得ようと読むが、やはり余裕がなく、簡易メモにとどめる。 日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?~結婚・出産が回避される本当の原因~ (光文社新書) 作者:山田 昌…

『チームのことだけ、考えた。』 青野 慶久 著 

表紙の副題「サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか」がよくわかる。 コロナの時代に、リモートワークが一気に広がったが、2015年に発刊された内容のこの働き方は、先取りしているともいえる。 今の時代、どうや…

『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか ポプラ新書』 堀内 都喜子 著

コロナ禍で雇用をめぐる環境は、国際的に厳しくなっているが、すでに在宅勤務が3割、午後4時に帰ることができ、有休消化も100%と休みながらGDPは日本より稼いで、かつ幸福度が高い・・・人口規模や風土が違うのではあるけれど、何か参考にできないものな…

『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』 犬山 紙子 著

帯に夫婦円満のためのルール、とうたっているように、さまざまな事例から解決策を提案している。「夫婦とはそもそも他人であり、他人同士が円満に暮らすためには、知恵と歩み寄りが必要である」ということが重要ということか。 すべての夫婦には問題があり、…

『そろそろ親とお金の話をしてください』 安田 まゆみ 著

・コロナで高田賢三氏が81歳で死去、年齢的にいつでもおかしくない状況の中で、いろいろ考えてくれているようだ。 ・話しづらいことを検討し始めている中で、自分としても本著をよみ、前向きに準備を進めていく必要を感じた。 (186)そろそろ親とお金の話をし…

『不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか』 小島慶子 田中俊之 著

定年を迎えて考える「俺って何?」=喪失感(p25)をかかえつつ、満員電車に揺られながら99%が競争には負けて(p212)しまう現実のなかで、仕事だけでなく、家庭や地域にフィールドを広げてかけ算で考える(p215)ことが大切ということか。 夫婦は、子どもがいなく…