読書録

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『「選択的」夫婦別姓 IT経営者が裁判を起こし、考えたこと』 青野 慶久 著

選んだ理由)この問題への理解を深める
感動した理由)著者が普通に考え実践したこと。戸籍上は「西端」改姓で苦労
感動した箇所)
p53:いまの時代に合わせて制度や仕組みを変えることは、いまを生きている私たちの使命なのだ・・・
「みんなそうだから」「ずっとそうだから」は思考停止の発想です。

 

発見したこと)

p51:「強制的夫婦同姓は、個人の尊厳や両性の平等を脅かす規定である」というのが世界の常識
 
p153:夏野:経営者はロジカルに考えますからね。どちらのほうが社会、あるいは会社にとってメリットがあるのか考えたら、反対する理由がない。
+p154:(ネットで検索、転職、ジョブチェンジ、海外で働く)名前が変わることのハンディキャップを女性に押しつけるような制度はいち早く改善したほうがいい
 
p172:ルールを考えるための2つの原則:一人ひとりの希望を尊重する。社会の変化に合わせてルールを変える
 
p174:強固に反対される方々は、「ワガママを言うな」「昔からのルールに従え」と言っているのと等しい。
自分が困っていないから、現状維持が心地良いから、他の人が犠牲になっても良いと考えているのです。
 
・併記は全体のシステム改修が大変で、選択的夫婦別姓は、戸籍システムのみの変更で済む(p186)

 

自分への影響)
実現に向けて何ができるか、考えていきたい。
 
{2022/4/10日-19火:読了、記入は5/22日}