読書録

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2021-01-01から1年間の記事一覧

『日本史を動かした女性たち』 北川 智子 著

" data-en-clipboard="true"> 2012年に『ハーバード白熱日本史教室』(新潮新書)を刊行した著者が、レディサムライという日本史のクラスが人気を集め、世界で講演するようになって、その内容を日本でもシェアできればと執筆した経緯を「はじめに」で紹介…

『モモコとうさぎ』 大島 真寿美 著

とっても不思議なお話ながら、どこか希望が持てる、やりたいことがやれればいい、と思える作品でした。 モモコとうさぎ 作者:大島 真寿美 KADOKAWA Amazon 角川文庫 お54-7 として 発刊した KADOKAWA (2021.1)サイト www.kadokawa.co.jp 文…

『キレる! 脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」』 中野 信子 著

" data-en-clipboard="true"> 年末押し迫ったところで取り急ぎ記録。師走に仕事でキレたことがあり、反省と共にどう考えたら良いかを学ぶ。ただ、この本は、「キレるということが、必ずしもデメリットにはならないということ(p38)」を伝えたいと著者が紹…

『みんな自分らしくいるためのはじめてのLGBT』 遠藤 まめた 著

" data-en-clipboard="true"> よく知らなかった世界で、さまざま勉強になりました。 みんな自分らしくいるためのはじめてのLGBT (ちくまプリマー新書) 作者:遠藤 まめた 筑摩書房 Amazon " data-en-clipboard="true"> ちくまプリマー新書として発刊した 筑摩…

『老いる意味 うつ、勇気、夢』 森村 誠一 著

うつと認知症に悩まされながらも、その経験を乗り越えた著者は、タイトルにあるように、勇気と夢を与えてくれる。 老いる意味 うつ、勇気、夢 (中公新書ラクレ) 作者:森村誠一 中央公論新社 Amazon 発刊した中央公論新社のサイト↓ www.chuko.co.jp 印象にの…

『寂聴先生、コロナ時代の「私たちの生き方」教えてください! 』 瀬戸内 寂聴 瀬尾 まなほ 著

" data-en-clipboard="true"> 書店には今年亡くなられた著者の本が並ぶ。波乱に満ちた人生と、晩年はやさしく明るく語る法話や人生相談など、素敵だった。 寂聴先生、コロナ時代の「私たちの生き方」教えてください! 作者:瀬戸内 寂聴,瀬尾 まなほ 光文社 A…

『真実をつかむ 調べて聞いて書く技術』 相澤 冬樹 著

財務省近畿財務局の赤木俊夫さん(享年54)を自死に追い込んだ、森友事件を追及してきた著者が、自らの経験から,取材に臨む姿勢や手法を赤裸々に伝えている。 真実をつかむ 調べて聞いて書く技術 (角川新書) 作者:相澤 冬樹 KADOKAWA Amazon 発刊したKAD…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『逆境力』  パトリック ハーラン 著 フジテレビュー!!「パックンと考える子どもの貧困」制作チーム 著

" data-en-clipboard="true"> 「貧乏で劣等感の塊だった僕が、あきらめずに前に進めた理由」という副題で、SB新書から出版された内容。著者のバックボーンがわかり、親しみが湧いた。 " data-en-clipboard="true"> 逆境力 貧乏でコンプレックスの塊だった…

『武漢日記 封鎖下60日の魂の記録』 方方 著、飯塚 容 訳、渡辺 新一 訳

" data-en-clipboard="true"> ・この真実を求め、戦う姿勢に涙がこぼれた。特に高校生からの手紙への返信は、自らが文革時代に生き、その後の改革開放で自分で考えるようになった経験から諭していて胸を打つ。 ・弱い立場の人にどう対応するかが国の文化度を…

『スマホ脳』 新潮新書  アンデシュ・ハンセン 著、 久山 葉子 訳 

" data-en-clipboard="true"> 近くの書店で新書のランキング2位、きのう11/20土の産経新聞の【週間ベストセラー】<11月14日 トーハン調べ 新書>で4位と、発刊から1年たって、引き続きよく読まれている。脳の歴史的な発達の構造から、いまのスマホの使…

『60歳からの生き方 もっと身軽に生きてみないか』 佐々木常夫流「最強の還暦論」 佐々木 常夫 著

" data-en-clipboard="true"> 人生百年時代、ライフシフトという本も続編が出て本屋に並ぶ中、著者の考え方、生き方はとても参考になる。各章ごとにまとめもあり、分かりやすい内容となっている。 " data-en-clipboard="true"> 60歳からの生き方 作者:佐々木…

『ブラックウェルに憧れて』 南 杏子 著

・本著では、何カ所か涙ぐんだ。感動した。女性の現実、ことば、芝公園や札所などなじみの風景、白菊会の献体については、実際に献体した祖母のことを思い出した。 ・近年発覚した医学部不正入試問題と根深い女性への偏見・問題を、前向きになれるエンディン…

『ネットで勝つ情報リテラシー』 小木曽 健 著 

" data-en-clipboard="true"> 「あの人はなぜ騙されないのか」を副題に、フェイクを見破り、炎上を防ぐ大人のための情報リテラシー入門書と銘打ち、豊富な事例と具体的な対策が盛り込まれ、わかりやすい。 " data-en-clipboard="true"> ネットで勝つ情報リテ…

『歴史探偵忘れ残りの記』 半藤 一利 著

" data-en-clipboard="true"> これまでのエッセーを集めた内容だが、豊富な知識に圧倒されるとともに、文春に採用された面接のいきさつや、坂口安吾さんの原稿とりの逸話など、エピソードがなかなか楽しい一冊。 歴史探偵 忘れ残りの記 (文春新書 1299) 作者…

『「明日からSlack使って」と言われたら読む本』 向井 領治 著

コミュニケーションツールとして知られる「スラック」、タイトルのような状況があり、図書館で借りて目を通してみる。 「明日からSlackを使って」と言われたら読む本 作者:向井 領治 ラトルズ Amazon 出版した ラトルズ (2020.3)のサイト↓ www.rutle…

『「男女格差後進国」の衝撃』 治部 れんげ 著

" data-en-clipboard="true"> 副題「無意識のジェンダー・バイアスを克服する」にあるとおり、著者本人の名刺交換エピソードや我が子とのやりとりなど実例を豊富に盛り込み、考えさせてくれた。 「男女格差後進国」の衝撃 ~無意識のジェンダー・バイアスを…

『なぜ妻は「手伝う」と怒るのか 妻と夫の溝を埋める54のヒント』 平凡社新書971 佐光 紀子 著

副題にあるように、ヒント満載!あるあるもいっぱい。勉強になったがどう生かすか?が課題。 なぜ妻は「手伝う」と怒るのか: 妻と夫の溝を埋める54のヒント (平凡社新書 971) 作者:佐光 紀子 平凡社 Amazon 発刊した平凡社(2021.4)のサイト↓ www.heib…

『人新世の「資本論」』  斎藤 幸平 著

「新書大賞2021」の受賞作で、公式サイトにある識者からの「ピケティを超えた」「常識を破る、衝撃の名著」などが並び、手に取る。このままでは駄目で、脱成長コミュニズムを説いている。 人新世の「資本論」 (集英社新書) 作者:斎藤 幸平 集英社 Amazon 発…

『「許せない」がやめられない』 坂爪 真吾 著

副題にある、SNSで蔓延する「#怒りの快楽」依存症について、序章<「怒りの万引き」がやめられない>で、この問題の根深さがよくわかる。小見出しなどとともに、いくつか引用↓ SNS上で蔓延する「麻薬」の正体p8:「一盗二卑三妾四妓五妻」と言う言葉が…

『人類を超えるAIは日本から生まれる』 松田 卓也 著

前半のSF映画と将来像のところはとても興味深い内容で引き込まれたが、最後に、希望を託す開発者をめぐっては、厳しい内容の記事を検索でみつけ、どうしたものかと考えさせられた。 人類を超えるAIは日本から生まれる 作者:松田卓也 廣済堂出版 Amazon 発…

『悪のAI論』 平 和博 著

" data-en-clipboard="true"> ヤフー個人などデジタルニュース分野で興味深い記事を多くみるようになった著者が、2年前(2019)年に出していた本を図書館の情報科学コーナーでみつけて手に取る。 発刊当時は朝日新聞記者で、現在は桜美林大学教授としてご活躍…

『できる店長は、「これ」しかやらない』  鳥越 恒一 著

副題にある「すべての悩みは「仕組み」が解決する」ということを学びたい。 できる店長は、「これ」しかやらない すべての悩みは「仕組み」が解決する 作者:鳥越 恒一 PHP研究所 Amazon 発刊したPHP研究所(2021.6)のサイト↓ www.php.co.jp HPによ…

『いのちの停車場』 南 杏子 著

涙なしでは読めない一冊。これからの医療のこと、これまでのことを思い起こしながら、心を揺さぶられた。映画化されているが、レビューを見ると、本を先に読んだ方が良いのかも知れない。 いのちの停車場 (幻冬舎文庫) 作者:南杏子 幻冬舎 Amazon まず、主要…

『貝に続く場所にて』 石沢 麻依 著

第165回芥川賞受賞(2021年07月)&第64回群像新人文学賞受賞の作品で手に取った。 貝に続く場所にて 作者:石沢 麻依 講談社 Amazon 発刊した講談社のサイト↓ bookclub.kodansha.co.jp 難しい読みの漢字がたくさん使われ、この物語をどう捉えたら良いのか…

『人と仕事が動きだす!WEB会議とメールの技術 リモート時代のビジネスが驚くほどうまくいく』 齋藤 孝 著

数多くの著作や、テレビに出演されている著者の、仕事などノウハウ 人と仕事が動きだす! WEB会議とメールの技術 作者:齋藤孝 主婦の友社 Amazon 発刊した主婦の友社(2021.2)のサイト↓ http://shufunotomo.hondana.jp/book/b554340.htm ネットでの宣…