とっても不思議なお話ながら、どこか希望が持てる、やりたいことがやれればいい、と思える作品でした。
角川文庫 お54-7 として 発刊した KADOKAWA (2021.1)サイト
解説のペヤンヌマキさんが、的確なコメントをしている印象で、引用を以下
p362:就職活動に失敗して引きこもり生活を送っていたモモコは、家出をし、放浪の旅をします。行く先々で理不尽な目に遭いながらも、モモコなりに、のらりくらりと順応していく。しかしモモコは、ひとつの場所に留まらない。次はどんな場所でどんな人たちと出会うんだろう。自分もモモコと一緒に旅をしているみたいにワクワクし、そして同じ頃の自分を重ね柄読みました。
解説者と作者をつないだ『ピエタ』についてもぜひ読んでみたい。
p364「人生、いずれどこかには流れ着く」 全ての人に優しい
とてもほっとする気持ちになれました。
{2021/12/20月-24木:読了、記入は12/29水}: