今月はバタバタしていて、記録する余裕がなく、振り返って簡単にメモ。
発刊したKADOKAWAのサイトには、目次あり↓
いろいろ思い悩んだ頃に読んだのが、 ヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』で、人生には意味がある、という方向で考えがちだった。その意味では、本著は逆説的なタイトルでありながら、その分、自由に気楽に、と語りかけてくれるようでもある。『シンゴジラ』や『君の名は。』など、映画も登場し、論じる範囲は幅広い。
カールシュミットの友敵理論を批判的に引用したり、善悪の二元対立に嫌悪感を示しながら、「行くところは決まっていないのに、どこかへ行きたいときに、目的地はない。人生に目的がないというのは、それと同じことなのだろう。風に吹き着く目的がないのと同じように」p193という。
{2019/2/20-21読了、記入は2/25夜}