裁判を傍聴した著者の原著が発刊されたのは1962年とのことだが、いまのような時代だからこそ、この復刊には意味があると思う。
発刊したKADOKAWAのサイト↓
本書を読んで、なぜこうした計画がたてられ、そこにどうアイヒマンが関わっていくのか、事実の積み重ねとして記述され、人間組織の恐ろしさを痛切に感じた。
アイヒマンと裁判については、去年2つの映画で知る部分があったが、本書の情報には圧倒される部分があった。映画.comから参考引用↓
紀伊國屋書店では、スタッフがおすすめするキノベス!2019の展示があり、この関連というか、アウシュビッツ関連で以下が5位に入っていた↓
ニュージーランドでの銃乱射事件や、トランプ大統領の姿勢など、かつての過ちを繰り返すことがないのかと、これらの本に接しながら危機感を覚えた。
{2019/3/1-24読了、記入は3/24夜}