読書録

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恋愛結婚の終焉 光文社新書1274 牛窪 恵/著

光文社2023.9刊

www.kobunsha.com

テレビでもよく登場される著者で、若者の消費動向やトレンドなど詳しく、興味深い論考なので、以下備忘録でメモ。ここまでで1年前まで記録:22冊分で本日ここまでか。
 
サイトより)2023年、岸田文雄首相は「異次元の少子化対策」の検討を表明した。年々進み、一向に改善されない未婚化と少子化。真の原因はどこにあるのか。Z世代(おもに現20代)など声を拾ってみると、「恋人は欲しくない」「恋愛が面倒」と考える人が増える一方で、「いずれは結婚したい」と語る人も多い。また、いまや男性の半数近くが女性に「経済力」を、女性の9割以上が、男性に「家事・育児能力や協力」を求める時代だ。
本書では、「結婚には恋愛が必要だ」という呪縛から人びとを解放する必要性を説き、若者の「恋愛離れ」を受け入れたうえで、「結婚に恋愛は要らない」とする新たな「共創結婚」の重要性を多方面から検証、提案する。
 
目次と引用メモ
はじめに
p3:『恋愛しない若者たち』ディスカヴァー携書 前社長の干場弓子氏がサポートで今回もz+p68理由:1超情報化社会による恋愛嫌悪と性のコンビニ化、2男女平等社会と男女不平等恋愛のジレンマ、・・5長引く不況が招いたレ内の希望格差社会
p5:コトラー名誉教授の「PEST分析」  政治、経済(格差)、社会、技術(SNS)の4つの環境要因、
p13:いまや男性の半数近くが女性に「経済力」を、女性の9割以上が、男性に「家事・育児能力や協力」を求めように(第16回出生動向基本調査)・・(中略)・・恋愛と結婚が大いに矛盾しているのです。
第1章 なぜ「恋愛」「結婚」しないのか
p65:「VUCAの時代」と言われる、予測困難な令和の時代
 
第2章 ロマンティック・ラブ幻想史
p123:平安時代の貴族は一夫一妻制だったため、平安のモテ男・藤原道長のように、行きずりの恋を楽しむケースも少なくなかったようです。
P133:告白しますが、私が子どもを産まなかった理由の一つは、父が浮気者だったからです。
p136:三位一体の概念(恋愛と結婚と出産)は、ヨーロッパでも日本でも、女性(妻)たちを家庭に縛り付け、男性(夫)たちに跡継ぎや働き蜂を強いるためのものだった・・令和のいま、機能しない
 
第3章 恋愛常識の落とし穴
p145:『愛はなぜ終わるのか』(草思社)人類学者ヘレン・フィッシャー氏 ←恋愛3年説の発端
p164:恋愛系のシステムは3つ、1性欲、2恋愛、3愛着、
p178:ジェフリー・ミラー准教授(進化人類学者) (オスがメスに選ばれるのは)『誠実な努力』
p186:恋愛と結婚は、脳科学的にみて、「混ぜるなキケン」、進化人類学的にも「別物」である・・・より“合理的”な視点で、あなたと信頼関係を築きながら一生を共にできる、「共創結婚」のパートナーを見つけてみませんか?
 
第4章 恋愛結婚とコスト
p194:「人は選択肢が多すぎると、一つに決めるのが難しくなり、選択すること自体をやめたり満足度が下がったりする傾向がある」ことを、「決定回避の法則」として世に知らしめた  (コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授)
 
第5章 経済格差と社会通念の壁
           ―― 「共創結婚」に向けた24の提言
※SNS上で若者の苦境がわかる、#をつけて悩みを呟く、普段から関心をp242
p266:提言14 一刻も早く、事実婚や「選択的夫婦別姓」関連の支援や法整備を
卵子凍結で東京都が助成制度調査に首都圏ナビ2/3掲載(p273:)⇒提言17:卵子凍結の議論を
提言21:男性も、家事・育児を「手伝う」のではなく「担う」べし
p289:提言24:時代は令和、昭和の社会通念を見直し、若者たちのニーズに寄り添おう ※これができていない※
 
おわりに
p293:アンソニー・ギデンズ氏『親密性の変容』 コンフェント・ラブ 相手の性格や人間性の理解に重きを置く
 
{2024/4/23火~5/1水:読了、、記入は2025/05/02金-22}