読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『不条理を生きるチカラ』 佐藤 優 香山 リカ 共著

  著者の”闘う思想家と精神科医”は、ともに1960年生まれで79年に同志社80年に私立医大に入った(p75)とのことで、ほぼ同世代であることに本著で改めて気付かされる。

 そして、学生時代からの読書など、思想的なバックボーンの豊富さに驚嘆しつつ、それでも、こうした”知”に触れながら、不条理さがまん延するなかで、生き続けていきたい、と思った。

不条理を生きるチカラ

不条理を生きるチカラ

 

 発刊したビジネス社のサイト↓

www.business-sha.co.jp

 懐かしいエピソードとしては、1983年に出版された、浅田彰さんの本『構造と力』。これは、自分も学生時代に買ってはいたのだが、当時読めたかどうか、内容もほぼ覚えていないが、p70~で触れられ、ポストモダンについてさまざま議論が進んでいく。 

構造と力―記号論を超えて

構造と力―記号論を超えて

  • 作者:浅田 彰
  • 発売日: 1983/09/10
  • メディア: 単行本
 

  いろいろメモはしたいのだが、引用し出すと膨大な本や論文になりそうで、いったん中止。メモにこだわると、読むのも億劫に感じるようになってもいけないとも考え、先週に引き続き簡易型で残しておきたい。

{2021/4/10-15読了、記入は4/17(土)}