本著が発刊されたときはトランプ政権で、国際政治学者イアン・ブレマー氏が懸念を示した状況の一部は変化したが、将来のリスク要件であることは変わりない。p207で、「カギは中国を排除することではなく、むしろ関係国が連携を深めることで中国を引き寄せることにある」と強調したと結びのほうで紹介している。
出版したNHK出版(2019.6)のサイト↓
本著の元になった番組を見たが、印象に残っている部分を、こうして本で改めて学べるのは嬉しい。
p19:海亀ハイグェイ:海外留学から帰ってきた人材+p60トランプ大統領で急増p42:ロードスター・aip166:中国が挑む金融プラットフォーム覇権 国家戦略の柱となったブロックチェーンp200:ハイテク覇権争いが「世界を揺るがすリスク」になる←ユーラシア・グループ 今年(2019年1月7日発表)の10大リスク2)米中関係、3)激化するサイバー戦争、6)イノベーション冬の時代
来年の北京五輪をめぐり、新疆ウイグル自治区での人権問題を理由に動きがあるほか、香港を巡る状況も本著がでた頃からは一変。台湾をめぐっても様々動きがある中、米中の動向については、目が離せない。
{2021/7/16金-19月_読了、記入は7/25(日)11:35}