2021-01-01から1年間の記事一覧
民放のテレ朝やフジなどの情報番組で、コメンテーターとしてよく登場している著者のこれまでの軌跡や考え方がよくわかる一冊。タイトルにあるように、自問自答しながら歩んできた苦悩、率直さが伝わってくる。 記者失格 作者:柳澤 秀夫 発売日: 2020/03/19 …
「お金と幸せの答え」が、見つかるかどうか?実写映画化もされ、書店のポップなどで、「宝くじで3億円あたった男が突然お金をかつての親友にとられ」・・・というPRなどが頭に残っている中、手に取る。 億男 (文春文庫) 作者:川村 元気 発売日: 2018/03/09…
帯に「余命半年。美しく死ぬために、片付けなきゃいけないものがある」と表示され、近藤誠氏が「がんを題材に、こんな物語ができるとは!よくできたミステリーで、面白かった」とあって、初めての著者だったが、手に取る。 カウントダウン (宝島社文庫) 作者:…
ホリエモンも書いているように、スマホを使えないとどうにもならない時代なのか?”ずるい”に惹かれ、男女共同参画センターの仕事術のコーナーから手に取る。 人生が変わる! ずるいスマホ仕事術 タブレット対応版 作者:タトラエディット 発売日: 2017/11/25 …
近くの書店で、著者の本が多数展示されたコーナーがあり、ポップにも惹かれて手に取ってみた。不思議な聴診器で、余命宣告を受けた患者が過去に戻ることができ・・・人生をやり直すとどうなるか、選択をどうするか、考えさせられた。 後悔病棟 (小学館文庫) …
タイトルに「壁」とあるように、AIの限界について議論が展開されている。 AIの壁 人間の知性を問いなおす (PHP新書) 作者:養老 孟司 発売日: 2020/09/29 メディア: Kindle版 発刊したPHP研究所のサイトから www.php.co.jp 4人の叡智との対談からいくつ…
コロナ禍のもと、オンライン会議が増える中、ノウハウを伝えている。帯にあるように47のコツのなかで、最初の1秒の大切さや、0.8倍速とゆっくりめに話すこと、「私は」よりも「私たち」を使っ手興味を引くなど、覚えておくと役立ちそう。 本著には、「ASオン…
第158回芥川賞を受賞し、映画化も。 主人公は、日高桃子p67さん74歳、夫は周造(しゅうぞう)p17:さん。不思議な味わいのある作品だった。 おらおらでひとりいぐも (河出文庫) 作者:若竹千佐子 発売日: 2020/06/24 メディア: 文庫 発刊した河出書房新社のサ…
本屋大賞翻訳部門に選ばれたことで、このところ書店の目立つところに並んでいる本著、扁桃体=アーモンドが小さく感情がわからないという主人公の、特異な話かと思ったが、心に打たれる部分が多々あった。 アーモンド 作者:ソン・ウォンピョン 発売日: 2019/…
タイトルにあるように、本業とは別に、好きなことでコラボしながら能力を発揮し、新たな価値をみつけていく、というのは、とても素敵なことだとは思う。 仕事に「好き」を、混ぜていく。 あなたのB面を本業に生かすヒント 作者:電通Bチーム 発売日: 2020/06/…
25日からの緊急事態宣言が決まった、これを記入しているきょう(2021/04/23)、今後、経済的にはさらに厳しくなることが予想される中、どう家計で乗り越えていくか?で手に取った本。 コロナに負けない! 荻原博子の家計引きしめ術 作者:荻原 博子 発売日: 20…
著者の”闘う思想家と精神科医”は、ともに1960年生まれで79年に同志社80年に私立医大に入った(p75)とのことで、ほぼ同世代であることに本著で改めて気付かされる。 そして、学生時代からの読書など、思想的なバックボーンの豊富さに驚嘆しつつ、それでも、こ…
「日本の読者の方々にとっても『82年生まれ、キム・ジヨン』が、自分をとりまく社会の構造や慣習を振り返り、声を上げるきっかけになってくれればと願っています。あなたの声を待っています。」p172 と書く著者の言葉が重い。 82年生まれ、キム・ジヨン 作者…
英語では「幹」を意味するSTEMとは、サイエンス科学のS、テクノロジー技術のT、エンジニアリング工学のE、マセマティックス数学のMを並べた造語(p16)で、使い始めたのは、アメリカ国立科学財団(NSF)とされているという。 これにアート芸術のAを…
" data-en-clipboard="true"> コロナ禍のもと、ワクチンがなかなか普及しないが、本著は、社会や政治についてのワクチンになるかも知れないという印象をもつ。 講義形式を文書におさめた内容で、休憩時間の合間に出る課題に対して、的確に回答が思い浮かばず…
沖電気でうつ病休職を経験しながら、アップルに転職、カリフォルニアで起業し、フィリピンで英語留学校をもち、オンラインでも展開する著者の語る言葉には、働き方について説得力がある。本著は、2018年末から発信していたメルマガをまとめた内容とのこと。…
『鉄道員』など映像作品で見たことはあったが、著者の本は、このブログには記録がなく、読むのは今回が初めてかも知れない。年齢的には、定年前後というところで関心をもち、帯やHPの文言にも惹かれて手に取った。文庫版の解説は、このほど安定的な皇位継…
増えてきたオンライン会議の基本について学ぼうと、男女共同参画センターで借りた一冊。タイトル通り、100のポイントが9つの章にわかれて詳述されている。 チームの成果を最大化する オンライン会議BASICS100 作者:谷 益美 発売日: 2020/09/30 メディア: 単…
『麦の唄』や『糸』など、中島みゆきさんの歌を思い起こしながら、とても優しい気持ちになれる一冊。さすが、2019年本屋大賞の受賞作。 そして、バトンは渡された (文春文庫) 作者:瀬尾 まいこ 発売日: 2020/09/02 メディア: Kindle版 発刊した文藝春秋社の…
モデルとなったGM=グリコ・森永事件が、フィクションとはいえ、著者が最後に書いているのように「極力史実通り」に再現されていることを実感。記者の生態についても、記者出身ならではの描き方で、構想力にも脱帽。なにしろ面白かった。 罪の声 (講談社文…
ドラマや映画では観てきたが、本で登場するのは初めての著者の作品で、未完の遺作となった本著。綿密な取材で、シノプシスが掲載されている第二部「ハワイ編」で、主人公の花巻朔太郎がたどる父の足跡は、ぜひ読みたかった。 約束の海(新潮文庫) 作者:山崎…
認知症や介護関連で借りた本の3冊目。 親の介護がツラクなる前に知っておきたいこと 作者:島影真奈美 発売日: 2020/03/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) 発刊したWAVE出版のサイト↓ www.wave-publishers.co.jp (関連) nakamaaru.asahi.com 本著の…
男女共同参画センターから借りた認知症関連の2冊目。著者の体験と戸惑いが時系列的にわかった。病気と考えれば、セカンドオピニオンを含め、さまざまな情報を知っておくことが大事と言うことを改めて認識する。 お父さんは認知症 - 父と娘の事件簿 (中公新書…
このところ、物忘れが多くなってきた。今後のコトを考えるためにも参考にしようと、認知症や介護関係の図書を男女共同参画センターで借りて読む。 消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~ (BAMBOO ESSAY SELECTION) 作者:美紀子, 吉田 発…
" data-en-clipboard="true"> スマホ脳という、どちらかといえばスマホの利用に警鐘を鳴らす本がベストセラーとして本屋に並ぶなかで、図書館で予約していたこの本が回ってきて読む。 著者によれば、いい情報はきちんとお金を出して手に入れるべきではあるの…
" data-en-clipboard="true"> 本著は、前年2014年に、朝日新聞の「慰安婦問題」、福島第一原発の「吉田調書」大誤報、池上連載コラム掲載拒否、など、ニュースへの信頼性に疑問が投げかけらるなかで、その裏側をきっちりと解説している。 ニュースの大問題!…
去年、三菱商事を抜いて五大商社のトップとなった伊藤忠商事。アメリカの投資家、ウォーレン・バフェット氏が日本の商社の株を買っていたことでも注目を集めていたが、がんとの両立施策をはじめ働き方改革でも好感がもたれる中、本著を読んで、こうしたトッ…
第164回芥川賞・直木賞の贈呈式の記事をちょうど引用したところだが、今回は受賞作品をタイミング良く読むことができた。 心淋し川 (集英社文芸単行本) 作者:西條奈加 発売日: 2020/10/02 メディア: Kindle版 発刊した集英社のサイト↓ www.bungei.shueish…
第164回芥川賞・直木賞の贈呈式が、2月18日、ちょうど開かれ、受賞した作家二人のインタビュー記事などがネットでも溢れている中、手に取る。 推し、燃ゆ 作者:宇佐見りん 発売日: 2020/09/10 メディア: Kindle版 発刊した河出書房新社のサイト↓ www.k…
マウス禁止など便利さはわかるのだが、なかなか覚えられず、こちらも手にとる。 猫が教えるショートカットキー150 作者:宮本朱美,七海ときな 発売日: 2020/04/24 メディア: Kindle版 発刊したインプレスのサイト↓目次や画像イメージなどあり book.impress.co…