近くの書店で、著者の本が多数展示されたコーナーがあり、ポップにも惹かれて手に取ってみた。不思議な聴診器で、余命宣告を受けた患者が過去に戻ることができ・・・人生をやり直すとどうなるか、選択をどうするか、考えさせられた。
『家族、結婚、夢、友情。女性から圧倒的な支持を受ける著者が描くヒューマン・ドラマ!!』と本著を紹介している発刊した小学館のサイト↓
章立てと患者名は、↑のサイトから引用し、ページ数の後の一言は、本著から。●dream――千木良小都子(33歳) 母は大女優。「芸能界デビュー」の夢を諦めきれなくて…p24:その聴診器を拾ってしまったことが、すべての始まりだった。●family――日向慶一(37歳) 俺はもうすぐ死ぬというのに、なぜ妻は金の話ばかりするのか。p175:先生、一日一日を大切にしてください。人間誰しも明日死ぬかもしれないって生きているくらいがちょうどいいんじゃないうかと思います。●marriage――雪村千登勢(76歳) 娘の幸せを奪ったのは私だ。結婚に反対したから、46歳の今も独り身で…p266:『俺は家庭の温かさに飢えている、君と人生をやり直したい』●friend――八重樫光司(45歳) 中三の時の、爽子をめぐるあの"事件"。俺が罪をかぶるべきだった。p376:短い間やったけど楽しいこともあったって、そうゆうといて。解説p389:人生は選択の連続だ。一つ一つの選択は点だけど、その点が繋がって、人生になっている。・・・大丈夫、今のあなたが、あなたなんですよ。垣谷さんの、そんな声が聞こえて来そうだ。
この読書録を書いている5月9日(日)にチェックした書評WEBで、産経新聞から
【編集者のおすすめ】『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』小澤竹俊著 元気なうちにこそ考えたい 2021.5.8 08:00ライフ本
があったが、いつ何があるかわからない昨今、考えてみたい。
{2021/5/1-6(木)読了、記入は5/9(日)}