新書の冒頭、大きな字で4ページ分のメッセージがあり、その後半の2ページに、
とあり、本書のタイトルを含めて、著者の考え方が明確に示されている。行動しよう。AIが、ロボットが、必ずあなたの勇気を後押ししてくれる。
小学館 2019.2発刊のサイトは、デザインや動きに工夫あり、本書で紹介された「エリカ」などの画像もあり↓
覚えておきたいポイントを以下、引用して紹介↓
はじめにp12:あらゆる身近な場に、AIはすでに利用されている。第1章 AIから目を背けるバカとはつき合うなp52:AIの進化は、そんな生き方や価値観の大転換を、人間に迫ることになるだろう。第3章 パーソナルモビリティは”スマホ化”するp105:(千葉工大・未来ロボット技術研究センターの古田貴之所長:6人の患者と同室で、5人がすべて亡くなり仕事観や人生観に)いつかやれる。いつかつくれるでは駄目なんだ。人生は一度きり、いつ死ぬかわからない。やりたいことをやって、死んでいくのが一番。僕はロボットが好きだ。ロボットをとことんやろう。僕がこの世にいた証をロボット技術で残そう!」 そう、心に決めたそうだ。第4章 「無人化時代」はチャンスに変えられるp156:チームビルドの重要性・・・研究や開発が苦労するからこそ、集まった人材は宝物なのだ。第5章リデザインされる世界をどう生きるかp168:「何のために働くのか」の本質に気づく AIやロボットの導入は、単純に人間とのトレードコストの問題だ。p170:働くことを、お金や生活との引き換え、つまりトレードコストで考えていると、その大きな流れに抗い続けることはできない。:人が働く根源的なモチベーションは、楽しいから、好きだから、それが基本だろう。p172:僕たちはもう働かなくていい。嫌な仕事、面倒なことはしなくていい。p173:これからの時代、生き残れるのは、安定した仕事を与えられた人でも、お金持ちでもない。働かなくてもいい世界で、なおモチベーションを持ち、何らかの行動を起こせる人が、生き残れるのだ。p177:HIU 堀江貴文イノベーション大学校 やりたいことをやる すぐ行動する人たちが集い、活発な情報交換により、既存の価値や企業形態とは違う仕組みで、魅力的なプロジェクトを実践していこうという人たちの集まりだ。テクノロジーを利用した組織づくりの実験の場でもある。p183:私たちは従来の仕事や雇用の概念から抜け出し、ベーシックインカムによって実現する、経済的自由へと向かうべきだ。p191:孫正義「いまはAIのエンジニアとデザイナーが必要。ハイテクでなく、ハイタッチで人の心にタッチできる仕事が求められる」と語っていたおわりにp200:新しい知見を得る好奇心を持ち、狩猟民族のように鋭い感性と柔軟性を使いこなすことが、AI時代を生き抜くには求められるということだ。
自らの生き方で実証しているという堀江貴文氏は、ツイッターほか発信力も大きい。この読書録の書き方も含めて、果たしてどうしたものかと悩みつつ、嫌な仕事、面倒なことはしなくていい、というのは羨ましくもあるが、現実はなかなかそうはいかない。
このブログに記録した著者の本は以下2冊だが、本書の方がより前の出版だったことに、記録した後で気付く。今回は別の図書館の「情報科学コーナー」から借り、引き続き対価を払っていない点については、失礼しました・・・
記入は、秋分の日なのに、夏のような暑さが続く祝日の午前中。緊急事態宣言は今月末までになりそうな見通しにはなっているが、はてさて。
{2021/9/6月-9木読了、記入は9/23(木祝)}