整体師の合田力のもとで、恵、歩の姉妹と、小松崎、それに謎の少女我からんで、さまざまな悩み、苦悩が交錯しつつ、ラストはハッピーエンドに向かっていく。
印象に残った言葉を以下に引用↓
p265:(整体師・「合田接骨院」力先生の言葉)「ぶっちゃけていえば、自分と何人かの友達だけ、自分のこと好きやったら、人生なんてうまいこと行くもんやで。おれはそう思っている。それとな、もうひとつだけ、ええことを教えてやろう」「他人を傷つけずにはいられない人間はな、そんなことをせえへんで生きられる人間よりも、ずっとずっと不幸なんや。いくら笑っていても、楽しそうにしていても、後悔なんかしてへんように見えても、金持ちでも、美人か男爵でも、ずっと哀れなやつらなんや、わかるか?」・・・(略)・・・「だから、無闇に怖がらんでええ。ほんまに怖いものは、そんなに多くないんやから」
日々、悩むことが多い中で、なんとかなるさと元気を与えてくれるような気がした。
{2021/8/19木-22日_読了、記入は9/5(日)}