読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『マウス禁止!たった1秒のパソコン仕事術』  中山 真敬 著

  この手法を覚えれば、確かに効率的に・・・コントロールキーを親指で、XCVを他の指で、という作業は、もっと早くから知って入ればとくやむ部分もあるが、覚えておきたい。他にも参考になる技がまとまっているが、実践できるかどうかが自分の課題。

マウス禁止! たった1秒のパソコン仕事術

マウス禁止! たった1秒のパソコン仕事術

  • 作者:中山 真敬
  • 発売日: 2020/01/20
  • メディア: 単行本
 

 発刊した宝島社のサイト↓

tkj.jp

 知らなかった技で、覚えておきたい操作をいくつか引用
◇Ctrl+Shift+> 文字をひと回り大きく、 <だと小さく p41
◇Ctrl+スペース 標準の書式に一瞬で戻す p45
◇Ctrl+F7 単語登録 p57
◇ファイル名称変更はF2 p69
◇エクセルで Ctrl+1 で書式設定画面を開くp95、
◇エクセルで、Ctrl+ +と-で、行・列・セルの挿入削除
タッチパッドを無効にしてカーソルの誤作動をなくす p180

  これらの技を知っているか知らないかで、作業時間も相当異なると考えられ、なんとか時間を有効に使うためにも、覚えておきたい。

 
{2021/1/25ー27読了、記入は2/3(水)}

『おとなの教養2 私たちはいま、どこにいるのか?』 池上 彰 著

 AIとビッグデータ、キャッシュレス社会、民族紛争、地政学ポピュリズム日本国憲法、の6つのテーマについて、歴史や地理の背景を含め、わかりやすく考え方を提示してくれる。アリババの物語に出てくる「開け、ゴマ」を英語にすると、「オープン・セサミ」→信用スコアをセサミ・クレジットということ(p56)など、ちょっとした脱線というか蘊蓄の部分も光っていたように思う。 

 発刊したNHK出版のサイトに目次あり↓

 全内容をメモして頭に入れたいところではあるが、ノウハウで以下を引用↓
 
教養には二つの側面がある:p13:時代が動いても古びない、普遍的な考え方を身につけること。もうひとつは・・・日々のニュースや出来事を捉え直す力を養うこと
=「私たちはいま、どこにいるのか?」をたえず意識する力と言ってもいいでしょう
p17:アウトプットを意識してインプットし、実際にアウトプットしてみる。これが知識を定着させるための一番の近道なのです。
 このブログも、アウトプットを意識して、知識を定着させようと試みているわけなのだが、はてさてどうやって定着させていくか・・・時間もかかる中で、良い方法がないか模索したいところ。

{2021/1/24-26  読了、記入は2/5(金}

『すべてわかるSDN/NFV大全』 日経コミュニケーション 日経コンピュータ 日経NETWORK 編 

  日経グループの『日経BPムック』シリーズは、その時々の最先端をまとめていて、とても勉強になるとともに、その後どうなるのかが振り返って検証でき、最新動向の予測にもつながる気がする。 
 このところクラウドとDXが、IOT関係では目立つ昨今の本屋ではあるが、図書館でどう見通していたかを調べようと、紙版では7年前発刊の本著を借りる。

  出版した日経BP社のサイトでは、すでに完売・絶版とのこと。

shop.nikkeibp.co.jp

 備忘録の記録として、以下を引用メモ

 SDN=Software-Defined Vetworking
 NFV =Networki Functions Virtualisation
p6:SDNがネットワーク業界の最注目キーワードになって久しい。
p157:(モバイル業界最大の展示会MWCにおいて、2013は数社が2014はこぞってNFVをデモ)コンセプトから実装へ 通信業界にもたらす3つの変化
1)通信サービスが変わる:宅内機器がなくなる、
2)設備投資が変わる:スモールスタート、
3)通信市場のエコシステムが変わる:IT系ベンダー参入

 国立国会図書館のサイトでサーチがあり↓

iss.ndl.go.jp


・これらはバックグラウンドで常識にもなったのか・・・用語がなかなか難しく、はてさてどう理解できるかさらに研究。
・それにしても、メモを記録するスピードも遅くなり、反省・・・・全く進まないまま日曜の夜になってしまったが、他が記録できず・・・なんとかしたいもの。

 

{2021/01/24-25読了、記入は1/31(日)} 

『 スキルアップ!情報検索 基本と実践』 中島 玲子,安形 輝,宮田 洋輔 共著

  検索の基本について改めておさえておこうと、図書館の情報コーナーで借りたら、それこそこのアマゾン商品検索で、第2版がちょうど販売されたことに気付いた。

 

 

  発刊した日外アソシエーツのサイトは、書いている現時点、表示されないが参考までメモしておく↓

http://www.nichigai.co.jp

 覚えておきたいのは、大規模データベースの検索では、p22で「転置索引ファイル」という処理の高速化を図るための検索用ファイルが必要で、その検索語を切り出すために、形態素解析とNグラムという方法があるということ。

 また、Web上で見つかる情報は氷山の一角p129で、失われたWebページを求めるには、アーカイブを使うこともあり、その手法も紹介している(p162)ので以下に

megalodon.jp

warp.da.ndl.go.jp

 どんどん進化する一方で、どう情報を入手するか、スキルは常に磨いておきたい。

{2021/01/22-23読了、記入は1/24(日)}

『情報だけ武器にしろ。』 堀江 貴文 著

  書店を回ると、著者の本の多くがベストセラーコーナーにあり、さらっと目を通すことが多かったのだが、図書館の情報コーナーに本著があったことから、借りて読んでみる。ここまで割り切ってはっきり主張することで、人気を集めているということか。

 発刊したポプラ社のサイト↓

www.poplar.co.jp

 この直前に読んだ池上氏の関連で、本著でも、情報を収集する術の達人として、以下のように紹介していたので、まずはその部分を引用↓

p28:(池上彰さん「情報のシャワー」で思い浮かべ・・情報収集術紹介記事)オフの日はCNN。毎日すべての全国紙に目を通す、専門誌を5冊定期購読する、毎日3店の書店を訪れる

 

さらに、いくつか今後の参考にしたい点を、以下に備忘録メモ↓

p13:ゼロ高を通じて若い人に伝えたいのは、「今の『常識』はフィクションでしかない」という事実だ。

p77:アイデアを生み出すためには日頃からの情報収集は欠かせない。真に革新的なアイデアとは、既存の情報ハイブリッド、つまり掛け合わせの産物である。

P111:「技術」の価値が暴落したことを忘れてはいけない。これからは「感性勝負」の世界に突入する。
+P115:人は面白いと思えばお金を出す。モノに「ストーリー」を載せて売ることが、大事。
+P118:動画や写真で「視覚」に訴える情報へのこだわりが、気づけば大きな差を生む。

P159:「本質的に面白いこと、あなたらしいこと」をどんどん発信することで初めて、誰かに影響を与えることにつながり、「何者」かになれるはずだから。+文章でも何でも、「今すぐ、とにかく、形にすること」が何より大事。

P181:主義主張の情報は基本、真に受けない、押しつけてくる情報は徹底的にスルー

P188:働き方を見直し、改善する。毎日良質な睡眠をとる。タバコは万病のもと。さっさと禁煙する。 

  なお、本著で知ったこととして、いわゆる奥渋にある、おしゃれな本屋、
SHIBUYA PUBLISHING&BOOKSELLERS(SPBS)は、著者が10年ほど前から、子会社で経営しているという。寄ることもあるので、そうなのかと驚く。HPのリンク先↓

www.shibuyabooks.co.jp

 本著ではまた、大手3キャリア7896円、格安sim2957円(p98)で、知らないと損をするという情報を提示していたが、まさに、長期特典もあり、格安は少し怖いと言う印象もあってなかなか踏み出せないでいたのだが、4月からは値下げも行われる中、なんとか見直しをまずは取りかかりたい。

 かつては、Yモバイルからソフトバンクへの乗り換え特典、で、比較的安くスマホタブレットを入手できたと思っていたのだが、しばりが2年と3年で、微妙に時期がことなるなかで、2年後からは相当コストが増えて現状にいたる・・・まずはシャワーのように情報を集めることか。

 

 なお、著者の本は今回が初めてながら、著者について他の本で触れた過去の読書録には、以下があり。 mrboopapa.hatenablog.com

 

mrboopapa.hatenablog.com

 

mrboopapa.hatenablog.com

 

mrboopapa.hatenablog.com

 

 

{2021/01/17-22読了、記入は1/24(日)}

『わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方』 池上 彰 著

  テレビでの活躍を拝見する池上氏は、「わかりやすさ」を売りにしているかと思いつつ、逆説的というか、その危うさについて、トランプ大統領や安倍政権のあり方に疑問を挟みつつ、本著で力説している。

 発刊した集英社のサイトに目次あり↓

shinsho.shueisha.co.jp

 覚えておきたい点を、以下に引用してメモ。

序章  「わかりやすさ」への疑問
p34:トランプ氏の演説スタイルは、世界の政治を変えた「わかりやすさ」の罠そのものでした。
p41:現在の安倍政権のやり方は、まさに、使える権力はなんでも使う、という表現がぴったりです。…その典型は、官僚人事です。
P44:(テレビに出たいわけではなく)私がテレビに出続けて、「難しいことをわかりやすく」をモットーにニュースを解説しているのは、青臭いと言われるかもしれませんが、よりよい民主主義社会をつくる上で、少しでも役に立ちたい、と考えているからです。

 

第一章 その「わかりやすさ」、大丈夫ですか?
p51:1分刻み視聴率の本格的な分析を最初に始めたのは、熾烈な視聴率競争でトップを走り続けている日本テレビです。
p55:テレビ朝日は中高年をターゲットにし、確実な視聴率をとることで、日本テレビを追いかける戦略です。
p58:棒読みニュースは正確性の証

 

第二章 ネットの「真実」の向こう側
p88:毎日ネットで大量の情報に触れていても、「わかった気になっている」だけでは、時間の無駄遣いではないでしょうか。
p95:「情報」と「報道」は別物:マスコミで報道に携わる人間は、仕事を覚えていく最初の段階で、「情報があるというレベルで報道してはいけない」といことを、嫌というほど叩き込まれます。

 

第三章 「知る力」を鍛える
p114:池上流「情報の時間割」:新聞の朝日、毎日、読売、日経の4紙を開き、途中で東京と産経を買って読む、p116:毎日必ず書店へ行く、
p121:抱えている締め切りは毎月25本、p122:ヤフトピの関連ニュースが現在のスタイル=見出しがつく、になったのは、自分のアイデアが元に

p155:リアル書店は、セレンディピティーの宝庫
p161:スマホの利用は最小限で:新聞、本、書店の活用法について説明、知る力を鍛えるための三大情報源


第四章 「わかりやすさ」のその先へ
p171:「もっと知りたい」という気持ちが消えることはありません。…一番体験できるのは現場の取材
p190:(旧ソ連文書が残る)本来の官僚組織は公文書をちゃんと残すものなのです。終戦直前に大量の書類を焼却処分し、今なお杜撰な公文書管理を行い続けるどこかの国を、つい思い浮かべてしまいました。
p200:アウトプットを意識してインプットをする、(問題意識をもって、新聞や本を読む)

 ちょうどここに書きながら、録画しておいた 『池上彰のニュースそうだったのか』から、日本人の人口を100人にすると・・・?SPと、若者に教える「投資」のこと、を横目でみているのだが、まさに、そうだったのか、とわかりやすい・・でも、本著にあるように、わかったつもりになっただけではだめなのだろう。

www.tv-asahi.co.jp

 この読書録で、過去に読んだ著者の本を以下に・・・スゴイ数になるが、どうやったら身につくのか・・・新聞は読み、本屋も毎週行ってはいるのだが・・・リテラシーはなんとか保っておきたいものだ。

 

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com

mrboopapa.hatenablog.com


{2021/01/12-16読了、記入は1/24(日)}

『朝が来る』 辻村 深月 著

  映画化した河瀨直美監督が、とても映画的な描かれ方だと解説で推薦、第13回本屋大賞(2016年)第5位で、その2年後にかがみの孤城』で本屋大賞をとった著者の作品。

朝が来る (文春文庫)

朝が来る (文春文庫)

 

 発刊した文藝春秋社の特設サイト↓

books.bunshun.jp

河瀨直美監督の解説↓

books.bunshun.jp

 この直前に読んでいた『幸福の一部である不幸を抱いて』(小手鞠 るい 著)と、2人の女性を軸に展開しているところが、ちょっと似ている気がして不思議な思いがした。

 年明けで、なかなか記入する余裕がなく、読んだ記録メモとして残す。

{2021/1/10-11読了、記入は1/22(金)} 

『幸福の一部である不幸を抱いて』 小手鞠 るい 著

  男女共同参画フォーラムの新刊到着コーナーにあった文庫本で借りてみた。初めての著者との出会いはなかなか刺激的ではあった。本著は、2012年に刊行された『誰もいない』を改題して文庫化した作品とのことで、作家の村上由佳氏が解説しているが、「<男の狡さを知りながら愛し抜く女の哀しさ>を書ける作家はめったにいない」p439として、著者はその最も優れた一人と紹介している。

幸福の一部である不幸を抱いて (幻冬舎文庫)

幸福の一部である不幸を抱いて (幻冬舎文庫)

 

発刊した幻冬舎のサイト↓

www.gentosha.co.jp

 本書では、杏子(あんず)と体育教師の幹広(ミッキー)、図書館で働くみずきと明典、の二つの不倫関係を交互に、女性たちを語り手に進んでいく。関係がないようにみえて、重なる部分が垣間見えるのが、なんとも不思議な感覚になる。

「柔らかな綿でできた金槌で、頭をガツンと一発、殴られたような状態になっていた」p65とp95

 

「盗賊かもめ」p403とp427

  いろいろ考えさせられた作品だった。

追記:記録しておきたい一文をメモ、杏子の言葉から p409から

 生きていくことは、死ぬことに比べたら、ぶざまで、不格好で、美しくもなくて、苦しいことだけが多いのかもしれへん。せやけど、それでも、生きてさえいれば、別れた人ともまたいつか、どこかで、再会できるかもしれないでしょ。  

(中略)

+p410:あなたに会えて、よかった。話を聞いてもらえて、幸せやった。また会おうね。年寄りになってからでもかまへんし、あの世でもいいし、ページの折れた本のなかでもいい。あなたにまた会えたら、嬉しいよ。

 さようなら。

 

 

 {2021/1/05-10読了、記入は同日(日)} 

『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』 山田 昌弘 著

  コロナ感染拡大で大変な状況のもと、将来にむけてはこの問題もどう考えたら良いか、ヒントを得ようと読むが、やはり余裕がなく、簡易メモにとどめる。

  発刊した光文社のサイトに目次あり↓

www.kobunsha.com

 

 対策が失敗した背景は、第3章 少子化対策における「欧米中心主義的発想」の陥穽p55~で、A欧米固有の価値意識(親から自立、仕事は自己実現、連会環状を重視、子育ては成人したら完了p65)を前提とし、B日本固有の価値意識(①リスク回避傾向、②世間体重視、③子どもへの強い愛着p66)をスルーしたことで、東アジア諸国でも考えられる視点だという。

 今後については、若者の親との関係から状況を4パターンにわけp176、親が比較的豊かば生活水準を保ているのに、自分が将来築ける生活は親の水準にも達しないと考えている若者たちの増大が少子化をもたらしているp180として、2つの方策を提示する。p184

①親並みの生活水準を維持できるという期待を持たせるようにする

②親並みの生活水準に達することを諦めてもらい、結婚、子育てをする方を優先するようにする

 

 著者はいずれも簡単ではないとも指摘しつつ、きちんと考えていかないと、社会保障制度の負担をふくめ、どうにもならなくなってしまうのではないか・・・引き続き情報を集めながら考えていきたい。

 

{2021/1/2-05読了、記入は1/9(土)} 

『いざという時に結果を出す本番力』 和田 裕美 著

  年末から年始にかけて読了、緊急事態宣言の開始日にバタバタで簡易メモ。

いざという時に結果を出す本番力

いざという時に結果を出す本番力

 

 発刊したポプラ社のサイトに目次あり↓ 

www.poplar.co.jp

 ・各章ごとにまとめがあり、このうち1章では、

「日々の生活を本番の連続にすることで、圧倒的な本番力が身につく」

p55とのこと。

また、第4章では、本番を成功させるための10の鉄則、として以下は一部引用↓

01自然体でやらない
04うまく話そうとしない
05プレッシャーがあってよかったと思う

さらに、第5章  いざ本番で、本番力を発揮する9の習慣、として

01最初の5分と最後の5分だけ集中する
02他人の緊張は誰もわからない
03アドリブはタイミングである

などをあげていて、覚えておきたい。

 

 また、p216に、著者がアウトプットの習慣化のため、読んだ本を仲の良い人に、以下、レビューしているというが、これは、この読書録でも応用出来るかも知れないと考え、メモで残す。

この本を

選んだ理由、感動した理由、具体的に感動した箇所、発見したこと、自分にどのように影響したか

 

 

{2020/12/31-1/02読了、記入は1/8(金)}  

『Office 365 Teams即効活用ガイド テレワークの切り札!』 岩元 直久 著 天野 貴之 監修

  Teamsについて、ひととおりは理解していたつもりだが、この本での発見として、p142~、で スラッシュ を文字ボックスに入れると、コマンド一覧が表示されることを知った。

 また、コントロールキーとピリオドで、ショートカットキー一覧がでる、ということも学んだ。
 発刊した日経BPのサイト↓
 
 また、企業の活用事例として、ポイントを以下に引用
p148~NTTコミュニケーションズ:ユーザー2万、チーム6000、シンクライアント端末は起動時間かかりネット環境がないと使えず
+共同作業を統合、中核にまとまる、プロジェクトの立ち上げ短縮(メーリスやweb会議の準備要らず)、情報連携、同時編集による業務効率化
+初期採用者を獲得したあと、普及活動でセミナー40分、アンケートで効率向上が半数以上、コミュニケーションの活性化
ポータルサイトにFAQ、イベントセミナー資料の掲載、テレワーク活用、今後は他システムとの連携でCOTOHA、勤怠管理も
 
p154~コンセント:ユーザー200、統一したルール:1つのトピックはタイトルを付け必要な人にメンションする形で
+チャンネルの名称の冒頭に、重要度に応じて01,02、といった数値をふる
 
p160~パルコ:ユーザー800,オンプレミスではスマホ使えず、どこでも会話、チャットのスピーディーさを実感、ビジネス用のLINEと説明し理解
+定例会議はTeams上で資料共有、オンラインで修正。
 
p166~オンワード樫山:ユーザー5000,2017年に概念実証PoCで1年、仕事版のLINEと説明するとすぐに理解、チャットの使用が容易
+時間削減効果は1人当たり年間208時間、メールスケジュール確認が9.2分から30秒に
+メンションの機能を使うことで目的の相手に通知を届けられることを理解すると使い勝手が一気に高まる、今後はグループ間にも導入、

 共通するのは、仕事&ビジネス用のLINEと説明することで、利用者の理解が進み、メールよりチャットの方が簡単で便利だということに気付いていくと言うことか。PoCで実際の効率化がデータで可視化されると、さらにわかりやすい。

 コロナの影響もあって、リアルよりもオンラインの会議が圧倒的に増える中、利便性についてもかなり理解がすすんできた気もする。

 10年以上前に、XOOPS を利用してコミュニケーションの活性化を図ろうとしたことがあったが、技術はどんどん進歩し、あとはマインドがどう変わっていくか、ということなのか。いろいろ備えておきたい。

 

{2020/12/22-28読了、記入は12/28(月)}  

『繊細すぎてしんどいあなたへ~HSP相談室』岩波ジュニア新書 串崎 真志 著

  これを読めば「繊細で良かった!」と思えるとのこと。カタめの本が続いていたので、ジュニア版で息抜き&ほっとしたくて読む。

 発刊した岩波書店のサイト↓

www.iwanami.co.jp

 副題のHSPは、ハイリー・センシティブ・チャイルドp63の英語の頭文字で、アメリカの心理学者エイレン・アーロンが提唱、5人に1人がいるという。

 p156~157に6つのタイプ別で印→捉え方を変えるというのがあり、引用

1)怖がり→人の気持ちに左右されやすい
2)少し無理をしてない?→人の評価が気になりやすい
3)気にしすぎじゃない?→人疲れしやすい
4)優しいあるいは勘が鋭い→共感力の高い
5)ぼーっとしている→イメージ力の高い
6)気分が優れないの?→体調を崩しやすい

 細部になるが、イライラした時の対処の3つの方法も、くりかえしまなんできたことではあるが、久しぶりなのでメモp81-82

1)6秒ルール:衝動的に攻撃したくなったら怒りに任せず心の中で6秒数える

2)日記をつける:ブログでもSNSでも、不安などの否定的な気持ちは言葉にすると和らぐ(ただしオンラインに公開する場合は慎重に)

3)軽い運動:ウォーキングなど有酸素運動で血行をよくし気分転換にして予防にも

  このところ、エンパシー=共感力が重要だ、という話もよく聞くようになった。ブレイディみかこ 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 新潮社 の解説などでも取り上げられていた。これからは夫婦の間でも必要ということか。

 

{2020/12/21-22読了、記入は12/28(月)}  

『それでも生きる 国際協力リアル教室』 石井 光太 著

  テレビのコメンテーターとして活躍される著者について、よく知らなかったため、手に取る。とても重い話ながら、実態をわかりやすく伝え、しっかり考えて行動するように促している。2011年の新書版のデータをアップデートして文庫版にしたとのこと。

 発刊した筑摩書房のサイト↓

www.chikumashobo.co.jp

 ”はじめに”では、腹部が大きくなるのは、体が弱り、水分がたまっているため、とまず、栄養失調の子供たちが、世界に9人に1人・8億2千万人いると思い起こさせ、続いて6つの章ごとに、問題とされている事柄を分けて、当事者の思いとともに背景など解説している。

第1章 餓死現場での生き方
第2章 児童労働の裏側:ILOによると1億5200万人p48、
+p64~不発弾の回収業、鉱山での労働、売春
第3章 無教養が生むもの、奪うもの:NGOが避妊具の付け方を木で教えたら、村中の木の枝に避妊具が・・・p106
第4章 児童婚という性生活:リスク1性行為、2出産時の母体へ、3生れた子供へp144
第5章 ストリートチルドレン下剋上:大きくなって一般職、犯罪に走る、路上で暮らし続けるp177
第6章 子供兵が見ている世界:総数30万ILO推測、p184

+女の子を子供兵に組み込む理由p192
・組織を大きくするため、男女の区別なくリクルート
・女の子の誘拐の方が、簡単。逆上や反発が少ない
・男性兵士の妻に、もしくは姓処理の対象
・組織内での料理作り、洗濯掃除などを担当させる
・スパイや自爆テロとしてつかう
+麻薬や呪術によって思考能力を失った子供たちが殺される

 著者は自分の力で考え、動いてみるよう最後で訴えかける。遠い世界のことではない、のはそうだが、日々のなかで忘れてしまうことが、なんと多いことか。

 著者のHP↓

www.kotaism.com

 テレビの情報番組だったかで、『GOGO(ゴゴ)94歳の小学生』と『世界の果ての通学路』のパスカル・プリッソン監督を取り上げていたが、何ができるのか・・・考え続けていきたい。

 

{2020/12/16-21読了、記入は12/28(月)}  

 

 

『手戻りなしの要件定義実践マニュアル増補改訂版』 水田哲郎/著 日経SYSTEMS/編

  仕様書や要件定義関係で学習を進めている一環で、6年前の発刊だが、図書館の閲覧コーナーにあり、手に取る。

手戻りなしの要件定義実践マニュアル 増補改訂版

手戻りなしの要件定義実践マニュアル 増補改訂版

  • 作者:水田 哲郎
  • 発売日: 2014/04/18
  • メディア: 単行本
 

  発刊した日経BP社のサイトに章目次あり↓

shop.nikkeibp.co.jp

 
 発刊は2014年だが、BABOK(「ビーエーボック」あるいは「バボック」と読む)という手法については、最近の刊行物は少ないようだ。
 日本支部のHPはあって、2020/12/10のニュースでは、「平井デジタル担当大臣との面談」が掲載されているので、現時点でも十分活用されている模様だ。ただ、内容については、会員限定で有料の講習会も行われているようなので、本著の内容がどうアップデートされているのかは、よくわからないところがある。
 
 ただ、これまでもいくつか読んだシステム設計関連の基本的な考え方については、なるほどと理解できる内容が多々あった。
 
 本著が発刊された背景に、難しくなった要件定義として、p9に、業務を抜本的に見直すシステム構築プロジェクトが増えたことをあげているが、まさにこれはいまもかわらず、その際には、「まず業務をどう変えるか検討したうえで、システム化する内容を決める必要がある」「合意形成の難易度が大きく高る」というのは、その通りだろう。
 
 やり方について、いくつか引用
 
p12:要件定義の5つのステップ
(業務分析↓)1:方針と実施計画の策定 ①システム化方針
2:原稿業務と問題の把握 
3:問題分析と課題の設定       ②解決すべき課題
(業務設計↓)4:課題解決策の策定    ③課題解決策 
5:システム要件の整理         ④新しい業務の仕組み、⑤システム要件、⑥後続作業計画
 
p19:システム化方針の調査でヒアリングする項目とメモの例
1:対象範囲   :システムを適用する事業、業務、部署
2:取り組みの背景 :好ましくない状況とその原因
3:目的ー達成事項 :直接的な目的とその概要
4:期待成果   :財務、顧客満足、業務プロセス、、技術・ノウハウの観点
5:制約条件   :時間、費用、技術・方式、改善条件の観点
 
p30:RA(Requirement Analyysis)カード 日立製作所が開発
マトリックスで、上段に影響、問題、下段に願望、原因、 ルールで、具体的簡潔に2行まで、1件1葉、数値や場所を記入
 
p61:新しい業務を構造化しシステム機能を洗い出す ことが重要
・盲点は原稿システムの機能で、利用者は不満を感じていない機能は指摘しないが引き継ぐ必要がある、抜けや漏れが発生
 
p81:ステップをまたぐ重要なポイントとして3つ
1)システム化の目的にとって必要・有効な要件を明らかにする
2)システム活用の前提となる業務プロセスや組織、制度、設備・機器の条件を整理する
3)定義した要件に対して利用部門から十分な合意を獲得する

 

  なお、BABOK を実践する方法として、以下のリンク先あり、備忘録メモ↓

www.japan-project-solutions.com

ビジネスアナリシス関連の日本支部は↓

www.iiba-japan.org

 それにしても、こうした分野では、日経BPの刊行物が多いことを実感する。さらにサイトには、6年前の刊行にもかかわらず、ダウンロードの資料は生きているのも、なかなかすごいことだと思う。→付録「要件定義の成果物」のPDF ↓

https://info.nikkeibp.co.jp/nxt/campaign/b/228820/download/228820.pdf?_ga=2.111022341.1834906666.1608105711-1723564284.1582283483

{2020/12/16-17読了、記入は12/28(月)} 

『ひと目でわかるSharePoint Server 2016』 平野愛/著 

 コロナの影響で、Teamsを使う機会が増え、さまざまな機能があるのだが、ネット上のマニュアルは膨大過ぎてわからず、結構高価な本なので、図書館に夏頃予約していて、ようやく借りることができた。
ひと目でわかる SharePoint Server 2016

ひと目でわかる SharePoint Server 2016

 

 

 

 Teamsの背景には、このSharePointクラウドサーバーが動いていることがわかったのだが、どう活用していくのか、はなかなか理解が難しい。
 また、コロナの状況で、さまざま機能も加わったようで、どこまでキャッチアップしているのかも、わからないところではある。
 学ぶことはまだまだ多い・・・ 

 

発刊した日経BP社のサイト↓ 
 12/11読了に続くシステム関係だが、他にも予約している方々が多く、2週間の期限内に返す必要がある・・・2016と4年前の発刊なのだが、なかなかこれに代わる本が、書店でも見つからず、まずは基本を理解したいところだ。

 なお著者は、この分野での第一人者とのことで、代表をつとめる会社は"名前”を冠に↓

www.office-i-corp.jp

 
{2020/12/14-16読了、記入は12/27(日)}