読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

社会

『自分の頭で考える日本の論点』 出口 治明 著

あけましておめでとうございます。と書き始めた、きょう1/5の東京新聞、齋藤美奈子さんのコラム・タイトルが「めでたくない」だったので、なんともどういう年になるのかと思いつつ、2021年から22年にかけて最初に読んだのが、図書館で予約してからかなりたっ…

『みんな自分らしくいるためのはじめてのLGBT』 遠藤 まめた 著

" data-en-clipboard="true"> よく知らなかった世界で、さまざま勉強になりました。 みんな自分らしくいるためのはじめてのLGBT (ちくまプリマー新書) 作者:遠藤 まめた 筑摩書房 Amazon " data-en-clipboard="true"> ちくまプリマー新書として発刊した 筑摩…

『真実をつかむ 調べて聞いて書く技術』 相澤 冬樹 著

財務省近畿財務局の赤木俊夫さん(享年54)を自死に追い込んだ、森友事件を追及してきた著者が、自らの経験から,取材に臨む姿勢や手法を赤裸々に伝えている。 真実をつかむ 調べて聞いて書く技術 (角川新書) 作者:相澤 冬樹 KADOKAWA Amazon 発刊したKAD…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『「テレビは見ない」というけれど』 青弓社編集部/編著 西森 路代/ほか著

副題「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」にある通り、多彩な番組、タレント、事案が盛り込まれている。ただ、紹介されているコンテンツに、自分がどの程度馴染んできたか?というと心許ないところがあり、著者らの豊富な事例には、よ…

『逆境力』  パトリック ハーラン 著 フジテレビュー!!「パックンと考える子どもの貧困」制作チーム 著

" data-en-clipboard="true"> 「貧乏で劣等感の塊だった僕が、あきらめずに前に進めた理由」という副題で、SB新書から出版された内容。著者のバックボーンがわかり、親しみが湧いた。 " data-en-clipboard="true"> 逆境力 貧乏でコンプレックスの塊だった…

『「男女格差後進国」の衝撃』 治部 れんげ 著

" data-en-clipboard="true"> 副題「無意識のジェンダー・バイアスを克服する」にあるとおり、著者本人の名刺交換エピソードや我が子とのやりとりなど実例を豊富に盛り込み、考えさせてくれた。 「男女格差後進国」の衝撃 ~無意識のジェンダー・バイアスを…

『人新世の「資本論」』  斎藤 幸平 著

「新書大賞2021」の受賞作で、公式サイトにある識者からの「ピケティを超えた」「常識を破る、衝撃の名著」などが並び、手に取る。このままでは駄目で、脱成長コミュニズムを説いている。 人新世の「資本論」 (集英社新書) 作者:斎藤 幸平 集英社 Amazon 発…

『「許せない」がやめられない』 坂爪 真吾 著

副題にある、SNSで蔓延する「#怒りの快楽」依存症について、序章<「怒りの万引き」がやめられない>で、この問題の根深さがよくわかる。小見出しなどとともに、いくつか引用↓ SNS上で蔓延する「麻薬」の正体p8:「一盗二卑三妾四妓五妻」と言う言葉が…

『オードリー・タン自由への手紙』 オードリー タン∥語り+クーリエ ジャポン編集チーム∥編

" data-en-clipboard="true"> 公式サイトのPR文言「IQ180超の天才的頭脳、性別なしというジェンダーレス、世界のグローバル思想家100人に選ばれる先見性、新型コロナ対応でわずか3日で全国民にマスクを配るシステムを構築した実行力。どれをとって…

『コロナ後の世界』 ジャレド・ダイアモンド ポール・クルーグマン リンダ・グラットン マックス・テグマーク スティーブン・ピンカー スコット・ギャロウェイ  各著

世界を代表する知識人6人が、コロナの感染拡大のなかであえてポジティブな側面を見いだすとすれば、「私たちに深く考えるきっかけを与えてくれたこと」とすべて答えたことが印象的(p201)と、あとがきで編者の大野和基氏が記しているように、本著を読んで…

『還暦からの底力』 出口 治明 著 

" data-en-clipboard="true"> 学ぶことがとても多い一冊。副題の部分を含め、心に留めておきたい。 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 (講談社現代新書) 作者:出口治明 講談社 Amazon 発刊した講談社のサイト bookclub.kodansha.co.jp 引用をたくさん…

『男が介護する 家族のケアの実態と支援の取り組み』 津止 正敏 著

将来に備え、この本も手に取る。これまでの実態や課題について、多少なりとも触れることができたかどうか。 男が介護する-家族のケアの実態と支援の取り組み (中公新書, 2632) 作者:津止 正敏 中央公論新社 Amazon 発刊した中央公論新社(2021.2)のサ…

『足をどかしてくれませんか。 メディアは女たちの声を届けているか』 林 香里 編

ジェンダーをめぐる表現などで炎上が相次ぐ昨今、勉強会があるのを前に、男女共同参画センターで借りて読む。CMで批判を受けた内容で共通するのは、「決めつけ」と「現状追認」だと、治部れんげさんは本著で指摘する。女性の上司がいるというだけで防げる…

『不条理を生きるチカラ』 佐藤 優 香山 リカ 共著

著者の”闘う思想家と精神科医”は、ともに1960年生まれで79年に同志社80年に私立医大に入った(p75)とのことで、ほぼ同世代であることに本著で改めて気付かされる。 そして、学生時代からの読書など、思想的なバックボーンの豊富さに驚嘆しつつ、それでも、こ…

『この不寛容の時代に ヒトラー『わが闘争』を読む』 佐藤 優 著

" data-en-clipboard="true"> コロナ禍のもと、ワクチンがなかなか普及しないが、本著は、社会や政治についてのワクチンになるかも知れないという印象をもつ。 講義形式を文書におさめた内容で、休憩時間の合間に出る課題に対して、的確に回答が思い浮かばず…

『親の介護がツラクなる前に知っておきたいこと』 島影 真奈美 著

認知症や介護関連で借りた本の3冊目。 親の介護がツラクなる前に知っておきたいこと 作者:島影真奈美 発売日: 2020/03/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) 発刊したWAVE出版のサイト↓ www.wave-publishers.co.jp (関連) nakamaaru.asahi.com 本著の…

『お父さんは認知症 父と娘の事件簿 中公新書ラクレ 689』 田中 亜紀子 著

男女共同参画センターから借りた認知症関連の2冊目。著者の体験と戸惑いが時系列的にわかった。病気と考えれば、セカンドオピニオンを含め、さまざまな情報を知っておくことが大事と言うことを改めて認識する。 お父さんは認知症 - 父と娘の事件簿 (中公新書…

『消えていく家族の顔 現役ヘルパーが描く認知症患者の生活』 吉田 美紀子 著

このところ、物忘れが多くなってきた。今後のコトを考えるためにも参考にしようと、認知症や介護関係の図書を男女共同参画センターで借りて読む。 消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~ (BAMBOO ESSAY SELECTION) 作者:美紀子, 吉田 発…

『ニュースの大問題』 池上 彰 著

" data-en-clipboard="true"> 本著は、前年2014年に、朝日新聞の「慰安婦問題」、福島第一原発の「吉田調書」大誤報、池上連載コラム掲載拒否、など、ニュースへの信頼性に疑問が投げかけらるなかで、その裏側をきっちりと解説している。 ニュースの大問題!…

『私の穴がうまらない』 おぐら なおみ 著

「夫婦のカタチ」読書シリーズの第4弾。ドキッとするタイトルではあるが、セックスレスの問題について、真面目に考えさせられる内容となっている。第3弾に続くコミックエッセイで、発刊社の公式サイトには、こちらも読書メーターと連動があり、感想を読むこ…

『妻は他人 変化の日々を夫婦で歩む』 さわぐち けいすけ 著

「夫婦のカタチ」読書シリーズと、男女共同参画センターの企画に勝手にのって第3弾、コミックエッセイというジャンルで、ほのぼのした味わいがあった。 妻は他人 変化の日々を夫婦で歩む 作者:さわぐち けいすけ 発売日: 2019/11/22 メディア: 単行本 発刊…

『ニコイチ幸福学』 前野隆司  前野 マドカ 共著

「夫婦のカタチ」読書シリーズと勝手に銘打って第二弾、副題にある通り「研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学」は、とても素敵な関係で参考にしたい。 ニコイチ幸福学 研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学 作者:前野 隆司,前野 マドカ …

『おとなの教養2 私たちはいま、どこにいるのか?』 池上 彰 著

" data-en-clipboard="true"> AIとビッグデータ、キャッシュレス社会、民族紛争、地政学、ポピュリズム、日本国憲法、の6つのテーマについて、歴史や地理の背景を含め、わかりやすく考え方を提示してくれる。アリババの物語に出てくる「開け、ゴマ」を英語に…

『情報だけ武器にしろ。』 堀江 貴文 著

書店を回ると、著者の本の多くがベストセラーコーナーにあり、さらっと目を通すことが多かったのだが、図書館の情報コーナーに本著があったことから、借りて読んでみる。ここまで割り切ってはっきり主張することで、人気を集めているということか。 お金や人…

『わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方』 池上 彰 著

テレビでの活躍を拝見する池上氏は、「わかりやすさ」を売りにしているかと思いつつ、逆説的というか、その危うさについて、トランプ大統領や安倍政権のあり方に疑問を挟みつつ、本著で力説している。 わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新…

『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』 山田 昌弘 著

コロナ感染拡大で大変な状況のもと、将来にむけてはこの問題もどう考えたら良いか、ヒントを得ようと読むが、やはり余裕がなく、簡易メモにとどめる。 日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?~結婚・出産が回避される本当の原因~ (光文社新書) 作者:山田 昌…