読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

心理

『50代後悔しない働き方 「勝ち逃げできない世代」の新常識』 大塚 寿 著

もう遅いのか、まだ間に合うのか?著者は1万人へのインタビューから、「年金+年間300万円の収入を得る」という生き方を提案しているが、はてさて。年収が3分の1から4分の1に下がる、時給1200円程度、でも、なんとかモチベーションを維持していくには、「一般…

『足をどかしてくれませんか。 メディアは女たちの声を届けているか』 林 香里 編

ジェンダーをめぐる表現などで炎上が相次ぐ昨今、勉強会があるのを前に、男女共同参画センターで借りて読む。CMで批判を受けた内容で共通するのは、「決めつけ」と「現状追認」だと、治部れんげさんは本著で指摘する。女性の上司がいるというだけで防げる…

『あなた、それでも裁判官? 女性に優しい司法を求めて』  中村 久瑠美 著

男女共同参画センターの新着コーナーにあった本で、最近の判決のことかと借りてみたが・・・壮絶な著者の体験が書かれ、驚いた。暮らしの手帖社から10年前に出版された本の再版とのこと。 あなた、それでも裁判官? 女性に優しい司法を求めて 作者:中村久…

『知らないと恥をかく世界の大問題 11 グローバリズムのその先 』 池上 彰 著

" data-en-clipboard="true"> 2020年6月に本著が発刊された段階では、米大統領選挙の前。また、「遅くとも2021年の春には特効薬とワクチンが全世界に行き渡っていなければ、オリンピックの開催は無理なはずです(p256)」 とも記されているが、これを書…

『不条理を生きるチカラ』 佐藤 優 香山 リカ 共著

著者の”闘う思想家と精神科医”は、ともに1960年生まれで79年に同志社80年に私立医大に入った(p75)とのことで、ほぼ同世代であることに本著で改めて気付かされる。 そして、学生時代からの読書など、思想的なバックボーンの豊富さに驚嘆しつつ、それでも、こ…

『この不寛容の時代に ヒトラー『わが闘争』を読む』 佐藤 優 著

" data-en-clipboard="true"> コロナ禍のもと、ワクチンがなかなか普及しないが、本著は、社会や政治についてのワクチンになるかも知れないという印象をもつ。 講義形式を文書におさめた内容で、休憩時間の合間に出る課題に対して、的確に回答が思い浮かばず…

『スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル』 堀江 貴文 著

" data-en-clipboard="true"> スマホ脳という、どちらかといえばスマホの利用に警鐘を鳴らす本がベストセラーとして本屋に並ぶなかで、図書館で予約していたこの本が回ってきて読む。 著者によれば、いい情報はきちんとお金を出して手に入れるべきではあるの…

『仕事と心の流儀』 丹羽 宇一郎 著

去年、三菱商事を抜いて五大商社のトップとなった伊藤忠商事。アメリカの投資家、ウォーレン・バフェット氏が日本の商社の株を買っていたことでも注目を集めていたが、がんとの両立施策をはじめ働き方改革でも好感がもたれる中、本著を読んで、こうしたトッ…

『私の穴がうまらない』 おぐら なおみ 著

「夫婦のカタチ」読書シリーズの第4弾。ドキッとするタイトルではあるが、セックスレスの問題について、真面目に考えさせられる内容となっている。第3弾に続くコミックエッセイで、発刊社の公式サイトには、こちらも読書メーターと連動があり、感想を読むこ…

『妻は他人 変化の日々を夫婦で歩む』 さわぐち けいすけ 著

「夫婦のカタチ」読書シリーズと、男女共同参画センターの企画に勝手にのって第3弾、コミックエッセイというジャンルで、ほのぼのした味わいがあった。 妻は他人 変化の日々を夫婦で歩む 作者:さわぐち けいすけ 発売日: 2019/11/22 メディア: 単行本 発刊…

『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』 山田 昌弘 著

コロナ感染拡大で大変な状況のもと、将来にむけてはこの問題もどう考えたら良いか、ヒントを得ようと読むが、やはり余裕がなく、簡易メモにとどめる。 日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?~結婚・出産が回避される本当の原因~ (光文社新書) 作者:山田 昌…

『繊細すぎてしんどいあなたへ~HSP相談室』岩波ジュニア新書 串崎 真志 著

これを読めば「繊細で良かった!」と思えるとのこと。カタめの本が続いていたので、ジュニア版で息抜き&ほっとしたくて読む。 繊細すぎてしんどいあなたへ――HSP相談室 (岩波ジュニア新書) 作者:串崎 真志 発売日: 2020/05/28 メディア: 新書 発刊した岩波書…

『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』 犬山 紙子 著

帯に夫婦円満のためのルール、とうたっているように、さまざまな事例から解決策を提案している。「夫婦とはそもそも他人であり、他人同士が円満に暮らすためには、知恵と歩み寄りが必要である」ということが重要ということか。 すべての夫婦には問題があり、…

『実は、仕事で困ったことがありまして 人材育成のプロが教えるストレスフリーに働く「問題解決力」』 寺下 薫∥著

一人でも対処方法について学ぶことができるよう、まとめ方などとても工夫されている。はじめにのp5で、3つのポイントを示し、1ゴールを考えられているか、2原因を考えられているか、3問題の全容を明らかにすることができているか、をおさえる癖をつける…

『同僚は宇宙人 職場のモヤモヤ一掃マニュアル 』 野澤 幸司 著

職場の あるある な同僚たちを、漫画も含めて軽やかに紹介し、生態と対処法などが、それぞれ辞書のように、まとめられている。 " data-en-clipboard="true"> 同僚は宇宙人: 職場のモヤモヤ一掃マニュアル (実用単行本) 作者:幸司, 野澤 発売日: 2020/01/16 …

『夫婦・パートナー関係もそれでいい。』 細川貂々 水島 広子 共著

いろいろあって余裕がなく、読んだ記録のみ数冊。漫画と相談、読みやすくためになる一冊。いろんな形があっていい、ということ。著者は、『ツレがうつになりまして。』の作者。 夫婦・パートナー関係も それでいい。 作者:細川 貂々,水島 広子 発売日: 2019/…

『人生後半の幸福論』  齋藤 孝 著

副題にあるとおり、自分を見つめなおすには良いヒントがたくさんあった。記録メモで簡略化。 人生後半の幸福論 50のチェックリストで自分を見直す (光文社新書) 作者:齋藤孝 発売日: 2018/06/13 メディア: 新書 自分が価値を感じるものをいかに大事に暮らし…

『謝罪の極意 頭を下げて売上を上げるビジネスメソッド』 越川 慎司 著

4/5日曜夜の記入5冊目は、本書の帯にあるとおり、「元マイクロソフトの幹部が、585件の謝罪で勝ち取った63億円の仕事術」という、ピンチをチャンスにする技というか心構えが詰まっている。ただ、記録しながら気付いたが、読み終えた3/23以降、現時点まで本が…

『幸せ企業のひみつ “社員ファースト”を実現した7社のストーリー』 前野 隆司  編著、千羽 ひとみ 著

4/5記入の4冊目も、その前に読んだ 前野隆司慶応大教授が働き方と幸福学との関連を解説。多くは、7社を取材した千羽ライターによるルポとなっている。 幸せ企業のひみつ “社員ファースト"を実現した7社のストーリー 作者:前野 隆司,千羽 ひとみ 発売日: 2019…

『「朝ドラ」を観なくなった人は、なぜ認知症になりやすいのか?』 奥村歩 著 

キャッチーなタイトルで、上手に”認知症”の予防と対策に引き込まれていく内容。 「朝ドラ」を観なくなった人は、なぜ認知症になりやすいのか? 作者:奥村 歩 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2019/08/08 メディア: 単行本 タイトルへの回答は、p23、きのうと…

『夫婦幻想 ─子あり、子なし、子の成長後』 奥田 祥子 著

著者の本はこれで3冊目だが、聞き取りを通して数多くの事例が紹介され、それをアカデミックな論考で裏付けて分析していて、とても参考になる。にしても、夫婦の関係というのは、なかなか難しいものだ、と改めて実感する・・・ 夫婦幻想 (ちくま新書) 作者:奥…

『きみがモテれば、社会は変わる。 宮台教授の〈内発性〉白熱教室』 宮台 真司 著

きみがモテれば、社会は変わる。 (よりみちパン!セ) 作者:宮台真司 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2012/05/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) よりみちパン!セ、のシリーズは、最後に谷川俊太郎さんの質問があって、各界の方々がわかりやす…

『定年クリエイティブ - リタイア後の創作活動で後悔のない人生を -』 中島 正雄 著

定年クリエイティブ - リタイア後の創作活動で後悔のない人生を - (ワニブックスPLUS新書) 作者:中島 正雄 出版社/メーカー: ワニブックス 発売日: 2019/07/09 メディア: 新書 25歳で音楽制作会社「ビーイング」の設立当初から参加し、ZARDや大黒摩季…

『定年不調』 石蔵文信 著

定年不調 (集英社新書) 作者:石蔵 文信 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/08/09 メディア: 新書 年始に入ってからも、地域の関係で難題への対応を迫られ全く余裕がなく、本日2020/02/1土がはや午前零時を回って、1/18の時と同じように、記録しておかな…

『虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか』 石井 光太 著

◇「クローズアップ現代+」に、毎週水曜レギュラー出演している著者を拝見したことはあったが、著作を読んだことはなく、今回手に取る。少年たちへの分厚い取材をもとに構成された本著は、いまの日本の制度に欠けているのは何か、を問いかけてくる。 虐待さ…

『ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち』 白河 桃子 著

ハラスメントの境界線-セクハラ・パワハラに戸惑う男たち (中公新書ラクレ) 作者: 白河桃子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2019/05/08 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 発刊した中央公論新社のサイト↓ www.chuko.co.jp このところの、関…

妻と正しくケンカする方法  小林美智子 著

あるあるが満載。ただ、子どもが社会人になり、育児や家事関係はかなり昔に悩んだことになりなりそう。 その一方、本著では「トイレの電気を消さない」男性と怒る妻のケースが紹介されていたが、「トイレの蓋をおろしてしめない」をめぐっても、溝が深く論争…

『家族という呪い』 阿部恭子 著

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『『働きたくない』というあなたへ』 山田 ズーニー 著

「働きたくない」というあなたへ (河出文庫) 作者: 山田ズーニー 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/02/24 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 「働きたくない」というあなたへ (河出文庫) 作者: 山田ズーニー 出版社/メーカー: 河出…

『妻のトリセツ』 黒川 伊保子 著・編

妻のトリセツ (講談社+α新書) 作者: 黒川伊保子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/10/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る とても参考・勉強になる。心して対応しないと・・・ 発刊した講談社のサイトに目次あり↓ bookclub…