読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『定年クリエイティブ - リタイア後の創作活動で後悔のない人生を -』 中島 正雄 著

 

 25歳で音楽制作会社「ビーイング」の設立当初から参加し、ZARD大黒摩季と関わりつつ、日本コロンビアの社長に転職、現在もバンド活動を続けるという、とても創造的な著者の歩んできた道は、とても素晴しい。説得力もあるのだが、そこまで創造的にできるだろうか?と考えてしまうことも。

 父からもゴルフや、囲碁将棋など趣味をしっかり持てと言われ、これまで読んだ定年後の指南?本にもしっかり書かれてはいるが、「人生後半戦の生きがいとなる趣味の準備p188」はしておいたほうがいいということか。自由に使える時間が増えるため、p158に、有効に使い、人生を充実させるために不可欠なのは、「自分の居場所」と、打ち込める「趣味や楽しみ」、新しいことを始めようと考える「クリエイティブな意識」と3つにまとめているが、これはわかりやすく覚えておきたい。

 そして事例でも紹介され、これまで何度も他の本からも引用してきているのだが、やりがいやいきがいを感じることができるのは、
p164:「誰かの役に立っている」「誰かに喜んでもらえる」

p176:「誰かに必要とされる」「感謝される」という生きがいを貫くため「仕事」

 発刊したワニブックスのサイトに目次あり↓

www.wani.co.jp

 事情により簡易メモ。

◇よく引用される言葉で備忘録p6に、歳をとったら大事な
「キョウイク」=今日、行くところがあること
「キョウヨウ」=今日、用があること が毎日欠かせない。

◇【第1章】 定年後はクリエイティブ三昧―創造すれば、人生まだまだ楽しい!から、p29に「夢中になれる暇つぶし」で、重要で意味があるのは、「仕事」と勉強」。定年後の王道TNSとはp38、テレビ、ネット、散歩 はだめで、趣味で友人を。認知症の予防に、脳神経外科の先生いわく、p44、適度な運動やバランスのいい食事の他に、「知的好奇心」「社会との関わり」「生きがいを持つこと」

◇【第2章】の<楽しむ7つの心得>から、3つを引用↓
その2  好奇心を取り戻そう
その3  「できること」より「やりたいこと」を探す
その7  自ら楽しみながら、人を幸せにしよう

◇【第3章】 簡単な<始め方>の3つを引用
その1  まず、カタチから入ろう
その2 「パクること」から始めよう
その3  ゆるやかに「締め切り」をつくろう

◇津田ひろあきさんの動画を引用して紹介している部分↓
人生の最後に後悔しない生き方をするために!心に響く10の言葉

www.youtube.com

 この中からトップは、1.もっとチャレンジすればよかった。とのこと。あと二つ引用するとすれば、5.もっと家族と過ごせばよかった。10.もっと自分の情熱に従うべきだった。を心にとめておきたい。
 あわせて過去にTVで見て本も読んだ、死に直面して語った内容をまとめた内容を思い出した↓

 

mrboopapa.hatenablog.com

本文にも貼り付けておく↓

ターミナルケアを担当した看護師が実際に聞き取った内容ということで、「人生で一番後悔していることは何?」という質問に対して、次の5つだったという。

◇人の期待に応える人生ではなく自分に正直に生きる勇気がほしかった(自分に正直な人生を生きればよかった)

◇あんなに働かなければよかった(働きすぎなければ良かった:バランス、シンプルさ)

◇勇気を出して(思い切って)自分の気持ちを伝えればよかった

◇友達とつきあい(連絡を取り)続ければよかった

◇自分が幸せになるのを許せばよかった(幸せをあきらめなければよかった)

 

{2020/01/10-17読了、記入は2/2(日)}