読書録

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『きみがモテれば、社会は変わる。 宮台教授の〈内発性〉白熱教室』 宮台 真司 著

 

きみがモテれば、社会は変わる。 (よりみちパン!セ)

きみがモテれば、社会は変わる。 (よりみちパン!セ)

 

  よりみちパン!セ、のシリーズは、最後に谷川俊太郎さんの質問があって、各界の方々がわかりやすい言葉で課題を提示してくれるので結構手にとってきたが、久しぶりに図書館にあったのは、イースト・プレスからの復刊版でした。

 「何がいちばん大切ですか?」の問いには、副題と同じ、「内発性、内なる光、内から湧き上がる力」と答えています。扉部分に書かれているのは、「あさまし社会に承認される「いい人」なんかには、死んでもなってはいけません」をくり返しメッセージとして、読者層の青少年に向け送っている。

hontoのサイトに目次あり↓

honto.jp

◇p100で中間まとめ的な内容があり引用→、ここまで、日本の社会が「経済回って社会回らず」、「金の切れ目が縁の切れ目」のクソ社会であること、<任せてブーたれる>姿勢こそがそれを支えてきたこと、「空気」という同調圧力ゆえにその社会を変えるのが容易ではないこと、を次々に見てきました・・(中略)・・「まとも」に生きることより、「うまく」生きることを無自覚に優先されることも・・

 

◇p77に、今後の生き方として引用、「これからの社会で幸せになろうとするにはただひとつ、「他人を、幸せにできるかどうか」にかかってます。というのは、その通りだろう。一方で、きのう2/1英国がEUから離脱、トランプ米大統領は上院の弾劾裁判では無罪見通しで、この本が出版された2012年とは、何が正しいのか、ますますわかりにくい社会になっているような気がする。

<過去の登録記事から、よりみちパン!セ>関係本の本を以下に古い順で

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{2020/01/17-22読了、記入は2/2(日)}