職場の あるある な同僚たちを、漫画も含めて軽やかに紹介し、生態と対処法などが、それぞれ辞書のように、まとめられている。
例えば、編集部がHPでオススメとして紹介しているのは、
◆あとよろ星人【生態】まるで自分がプロジェクトの中心であるかのような顔をして仕事をスタートさせるが、「俺の仕事アピール」が完了すると同時に「あとはよろしく」とフェードアウトしていく。ヒマになるとときどきやってきて「あれどうなってる?」と聞く。【対処法】事細かく口を出してくるよりマシかもしれないし、彼らもかつては上司から同じことをされていたのかもしれない。という想像をめぐらすことで、今を耐え忍んで乗り越えていこう。
というような感じ。
本書は、コピーライターで『妄想国語辞典』の著者が放つ第二弾とのことで、発刊した小学館のサイト↓
個人的に、あるあるというか、納得してしまったのは、
◇電車のドア脇キープ星人p28:対処法=聖域として手を出さない
◇メッセージ長文星人p54:対処法=かけた時間を想像して感謝し、半分の分量で返す
◇デコ上メガネ星人p86:対処法=目を酷使しがちな人が多く、目薬を渡して労る
最後の納得した3星人は、自分のことを顧みる材料かもしれず・・・著者が後書きで書いたように、職場に多様性があることを、気軽に楽しむことができればいいと感じた。
{2020/8/27-28読了、記入は09/5(土)}