4/5記入の4冊目も、その前に読んだ 前野隆司慶応大教授が働き方と幸福学との関連を解説。多くは、7社を取材した千羽ライターによるルポとなっている。
発刊した佼成出版社のサイトに紹介した7社の名前あり↓
<紹介された7社と、印象に残った言葉>
◇徹底した〝見られる化〟で実現させた大逆転経営【石坂産業株式会社】
→NHK「逆転人生」に登場
◇マイノリティが幸せな会社は、マジョリティも幸せ【株式会社ラッシュジャパン】
◇障がい者を〝得がたい戦力〟とする経営【日本理化学工業株式会社】
p99:<彫刻の台座に刻まれた大山会長の感慨、平成10年5月>
働く幸せ
導師は人間の究極の幸せは、
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役にたつこと、
人から必要とされること、の四つと言われた。
働くことによって愛以外の三つの幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。
◇BBQが育む、〝思いを一つにする〟経営【株式会社都田建設】
p142:愛称はDLoFre’sドロフィーズ=
Dream(夢)、Love(愛)、Freedom(自由)、's(仲間)から作った造語
◇加害者に仕事という幸せを提供すれば、社会はずっといいものになる【北洋建設株式会社】
◇腹を割って何でも話せて、否定されない──。居心地のいい組織を作ることで、発展する経営【GCストーリー株式会社】
◇〝生涯現役〟で、人と企業を幸せにする経営【西島株式会社】
p210:西島社長「(幸せになるために)働きがいや生きがいを見つけるしかありません。その中で自己実現していく。(中略)自分自身との競争…長い時間の中でやっていくもの。だからこそ定年制は設けない。自分が満足し進化が止まった時こそが、引退時なのです」
p216「たとえ仕事がハードでも、人が明るく、空気がカラッと明るい企業」には、たとえ厳しくても仕事を通して成長でき、そんな自分を尊重してくれ、前向きに、ありのままでいられるという、前野隆司先生の言われる「幸せの四つの因子」のいずれかがあったのです。
本著の冒頭に出てくる「ホワイト企業」については、この読書録で記録があったので引用↓
また、現場力を引き出すリーダーシップの本はオーケストラ型として読んだ記憶があり、その言葉で検索して↓
ハラスメントは禁止・幸せの対局にあると考えるが、この1か月の間で、森友問題関連で、『「すべて佐川局長の指示です」森友事件で自殺した財務省職員「遺書」入手』という記事が、週刊文春の2020年3月26日号<3月18日(木) 発売でオンラインでは前日17日(水)>に掲載された。書いたのは、大阪日日新聞記者で、森友学園問題を当初から取材し続けている相澤冬樹元NHK記者。遺族から「手記」全文、および関連する手書きのメモの提供を受けたとのことだが、こうしたことをさせてしまう職場というのが、さまざまな意味で、つらい。
{2020/3/16-17読了、記入は4/5(日)}