読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

エッセイ

『オードリー・タン自由への手紙』 オードリー タン∥語り+クーリエ ジャポン編集チーム∥編

" data-en-clipboard="true"> 公式サイトのPR文言「IQ180超の天才的頭脳、性別なしというジェンダーレス、世界のグローバル思想家100人に選ばれる先見性、新型コロナ対応でわずか3日で全国民にマスクを配るシステムを構築した実行力。どれをとって…

『いけいけどんどん!ワーママ奮闘記 母ちゃんだって自分らしく働きたい!』 あい 著

「くらしの本棚」のエッセイが書籍化されたということだが、会社のデザイン担当で育休復帰後にご苦労され、フリーランスとして自立し活躍の様子は頼もしい。にしても、描かれている会社のトップの言動と、支える上司の課長/部長など、いまだになかなか変わら…

『コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線』 朝日新聞社・編

内外の巨大な知性が語る、コロナ後の世界について、新聞連載を書籍化した内容で、今後を考えるにあたり、とても参考になる。 コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線 (朝日新書) 作者:養老孟司,ユヴァル・ノア・ハラリ,福岡伸一,ブレイディ みかこ 発売…

『なんのために学ぶのか』 池上 彰 著

とてもわかりやすく、「学ぶこと」の面白さを教えてくれる。ラストの「おわりにー一緒に「知の宇宙」に旅立とう P226:いかがでしたか。学ぶことの楽しさが、少しは伝わったでしょうか」とあるように、さまざまな経験、事例を紹介を通して、伝わってきた。 …

『私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築』 緒方 貞子 著

2019年10月22日に92歳で亡くなった著者の、2002年12月、草思社から刊行された単行本が、2017年に文庫化されたものだが、米トランプ政権の誕生など世界情勢が混迷するなかで、本書の内容はいまも問われている大きな課題だ。 ハーバード大で2001年に行われた講…

『伝える仕事』 池上 彰 著

テレビ、新聞、雑誌で、これほど活躍されている方はいないのではないか、と思うぐらい、登場する著者の、これまでの生き方や考え方が、とてもわかりやすく詰まった一冊。 この読書録だけで12冊の記録があるので、テレビ解説でポイントは最初はかくして剥がし…

『同僚は宇宙人 職場のモヤモヤ一掃マニュアル 』 野澤 幸司 著

職場の あるある な同僚たちを、漫画も含めて軽やかに紹介し、生態と対処法などが、それぞれ辞書のように、まとめられている。 " data-en-clipboard="true"> 同僚は宇宙人: 職場のモヤモヤ一掃マニュアル (実用単行本) 作者:幸司, 野澤 発売日: 2020/01/16 …

『一切なりゆき 樹木希林のことば』 樹木 希林 著

一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書) 作者:希林, 樹木 発売日: 2018/12/20 メディア: 新書 編集担当者が、「1985年から今年までのすべての雑誌記事を読みました。そこはまさに、珠玉のことばの山。その中から154のことばを厳選」とHPで紹介している…

『孤独の意味も、女であることの味わいも』 三浦 瑠麗 著

テレビでコメンテーターとしても活躍されている著者が、自らの歩みについて、正直に語っている。 孤独の意味も、女であることの味わいも 作者:三浦瑠麗 発売日: 2019/05/17 メディア: Kindle版 発刊した新潮社のサイト↓ www.shinchosha.co.jp いろいろ大変な…

『人生は理不尽』 佐々木 常夫 著

扉とはじめに、に書いてあるのは、頑張ったのに報われず苦悩するなかで、「なるようにしかならない」「何とかなるさ」という考え方を見につけp5,「期待するのをやめる」p6=物事や人を冷静に見る、ということ。それはP31親も子もお互い同じで、人間同士尊重…

『老いてこそデジタルを。』  若宮 正子 著

昭和10年生まれで80を超える著者がわかりやすく伝える、ICTやデジタルの楽しさ、素晴らしさには、説得力がある。定年前の58歳でパソコンを購入p58し、「メロウ倶楽部」p65などを通して人間関係も築きながら、アプリ開発なども取り組み、世界を舞台に伝道…

『私、失敗ばかりなので―へこたれない仕事術―』  内山 聖子 著

高視聴率のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』のプロデューサーが語る仕事術は、決めぜりふの「私、失敗しないので」の反対で、いかに失敗やどこにいても一生懸命取り組んできたことが仕事に生きるか、という元気になれる内容となっている。 今月も…

『父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない』 橋本 治 著

2019年1月に亡くなった著者の最後の一冊。著者の本は、この読書録を始める前に、『上司は思いつきでものを言う』を読んで、埴輪を売って業績回復せよという指示をめぐるやりとりが、とても面白かった印象が残っている。今回の本は、都知事選、もりかけ問題、…

『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』 ケント・ギルバート 著

ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人 (PHP新書) 作者:ケント・ギルバート 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2017/08/08 メディア: 新書 日本人が愛国心を持つことに抵抗感や罪悪感を抱かせるような学校教育とマスコミによる報道や放送が意図…

『Lily ――日々のカケラ――』 石田ゆり子 著

Lily ――日々のカケラ―― 作者: 石田ゆり子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/01/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る ドラマ”逃げ恥”で、とても素敵だなぁと感じていた女優で、本書もベストセラーになっていたが、なんとなく手にし…

『媚びない老後 親の本音を言えますか?』 桐島洋子 著

媚びない老後 - 親の本音は言えますか? 作者: 桐島洋子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/03/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 『淋しいアメリカ人』(1972年、第3回大宅壮一ノンフィクション賞) は、ずっと昔に読んだような気が…

『いちまいの絵』 生きているうちに見るべき名画  原田 マハ 著

文化の日に記録を始めた6冊目のラスト・・だが11月4日と日付が超えてしまった・・この新書は、絵をその背景とともに気軽に楽しめるとともに、何を見に行くかの参考にもなる。まだまだ実物を見ていない名画がたくさんあることも認識する。 いちまいの絵 生き…

『月夜のサラサーテ The cream of the notes 7』 森 博嗣 著

月夜のサラサーテ The cream of the notes 7 (講談社文庫) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/12/14 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 著者の作品を読むのは、10年ぶりか・・・S&Mのシリーズを読んでいたのは、このブ…