- 作者: 小林美希
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/04/13
- メディア: 新書
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タイトル通りの内容が、実例ルポの証言として、これでもかと出てくると、とても悲しい。それだけ妻たちの怒りが鬱積しているということか。自分ではここまでのことはしていないと思いつつ、「飲み会によく行く」とは今もよく言われてはいて、よく考えていかないといけないかも知れない…
出版した朝日新聞出版のサイト⇒ http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=17981
本著で紹介されている怒りの事例では、出産期に仕事で飲み会、育児がすべて妻側に、学童期でも呼び出しや対応はすべて妻側、などなどがあり、「子育て期に生じた夫婦の軋轢、温度差、誤解、すれ違い、などを放置して40代、50代を過ごし、そのまま定年退職を迎えると、夫婦関係は背筋も凍るようなものに変貌しているp126」という。
最大の仕返しとして、お骨を可愛い袋に入れて山手線の車内の棚に置いてきてしまうp173のが楽しみというのは、ほんと、悲しい。
ラストの方に希望?というか、死んでほしい夫にならないたった一つの方法p241〜として、全国亭主関白協会( http://www.zenteikyou.com/index.html 福岡市)を紹介している。この協会のHPにも掲載されているが、日々次のような三原則の則って行動することから始めよとのこと。このうち「愛の三原則」は、
〇ありがとう をためらわずに言おう
〇ごめんなさい を恐れずに言おう
〇愛している と照れずに言おう
これは、三つ目を「大丈夫だよ」にすれば、どこかにも記録した結婚披露宴で送る言葉にもあった内容にもなる。なんとか心がけたいものです。
{16/07/29-30読了、記入は8/7}