読書録

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『中高年男性の働き方の未来』 小島 明子 著

金融財政事情研究会(2022.3)のサイト↓
変化を余儀なくされる社会のなかで、定年後どう働けば良いのか、定年前からどのようにキャリアをシフトしていけばよいのか。中高年になってからのキャリアの考え方や再就職先の探し方などについても、キャリアコンサルタントの資格を保有する著者が解説する。 
本著の要素や内容を引用・抜粋しながら、以下メモ↓
 
役職定年がもたらす士気減退のインパクトp28~
1.高い役職に就いた経験者ほど、2.役職を降りた後の職場や職種として、「職場は同じであるが職種が異なる」および「職場と職種の両方が異なる」経験者、3主な仕事・役割が「社員の補助・応援」を行っている経験者ほど、4.50歳代で役職を降りた経験者ほど 「会社に尽くそうとする意欲」が下がっている
 
意欲の高い高学歴中高年男性が抱えるジレンマp37:
就業継続に関する意思決定には、「外的報酬に対する欲求」「内的報酬に対する欲求」「ハードワークに対する許容度合い」の3つの要素により構成される「労働価値観」が総合的に影響していると考えられる
 
日本の中高年男性が抱える孤独のリスクp66~
北九州市が地域デビューのコツを紹介:自分の過去は捨てよう、まずは自分が動こう、人の話は最後まで聞こう
 
中高年男性のためのキャリア論 p92:
花田光世氏の提案「登山からハイキングの論理への転換」道を歩くことの楽しさを見つける
+クランボルツ教授「計画された偶発性理論」を提唱:予期せぬ出来事が起こったとしても、1好奇心、2持続性、3楽観性、4柔軟性、5冒険心 をもって取り組むことがよりよいキャリアを拓くことにつながることを示している
 
大企業出身者にも人気のマンション管理員とはp122~
 
ボランティア活動をセカンドキャリアにP134:「プラチナ・ギルドの会」
 
中高年男性こそ手厚くすべきキャリア形成支援
p154:何もなくなったと感じると辛くなる。自由になったと考えられれば、過去の経験を再構築して新たなことにチャレンジするといった選択もできる。
 
ガラスの地下室に閉じ込められた中高年男性の解放p190-
 
未来に残したい中高年男性の働き方p220-団結する、皆で協力して働く、協同労働
 
 
{2023/2/27月-3/4土:読了、記入は3/30⑤}