はじめに、で、著者の会社で優秀な女性社員を引き留めようとする場合の取り組みが紹介されているが、それは、p5「私たちはあなたを見ていますよ」「あなたに期待していますよ」というメッセージを発信するというものがあるとする。p84でも、大事にされている、必要とされているという感覚が、仕事を続けるうえで非常に重要な要素、というのは、その通りだと思う。
発刊した中央公論新社のサイト↓www.chuko.co.jp
副題にある10ヶ条が、それぞれ章ごとに詳説されているが、このうちの3つを引用して紹介
第1条)女性活躍はトップダウンで⇒3つの理由:1)人材の確 保、2)業績の向上につながる、3)多様性によるイノベーション(p29-31)第4条)女性は男性よりセルフプロデュースが苦手と心しましょうp72:「キープ・ユア・ヘッド・アップ」こそが、女性たちにとって有用なアドバイス第9条)悩める女性には、あえて、難し仕事をさせてみませんか?⇒ワークライフバランスという言葉を使うのをやめたのはストレスを感じるから・・母、妻、キャリアウーマンの「均衡」p140
そして、個人の幸福や快適さを重視するミレニアム世代(p154)の人材を確保するには、働きやすい職場に改革することで、男女とも優秀な社員を採用しやすくなる、避けて通れない課題だと強調している。
⇒2020年の日本の総合スコアは0.652、順位は153か国中121位(前回は149か国中110位)
p163~資料編の政府・企業・社会への提言、がある『ウーマノミクス5.0』↓
正直、ゴールドマン・サックスという会社に対しては、投信などウォール街の映画も見ていた記憶から、良い印象はなかったのだが、こうした働き方を実践できるということは、良い職場なのかも知れない。
就職活動のランキングで、こうした外資系に人気が集まる一方、霞ヶ関の若手官僚がどんどん辞め、働き方も課題になっているとニュース番組で見た記憶があり、検索でたどってヒットしなかったが、次の特集は参考になる・・改革が待ったなしと思う↓
{2020/12/1ー2 読了、記入は12/6(日)}