読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

50才からが“いよいよ”モテるらしい神話「フランス女」

 

 「30歳で素敵に、40歳でチャーミングに、そしてそれ以降は人生最後まで、抗えない女になれるものよ p213」 ココ・シャネル の伝説の名言など引用しながら、女性の生き方について、なんとなく元気に考えさせてくれる内容。フランスに住んで影響を受けた著者が、いまはスイスに住みながらも、「人はフランス女に生まれるのではない。フランス女になるのだ」という。


 脱線のコラム、「山崎川」p57には、おっとそうくるかと吹き出してしまった。名古屋市千種区とは縁があり、ここで紹介してわかる人がいるのかと思いつつ、この辺が著者の身近に感じさせる上手さなのかなぁとも感じた。


発刊した小学館のサイト→ https://www.shogakukan.co.jp/books/09388620

著者のブログ→ https://mnagasaka.exblog.jp/


・目次にそって、9つの神話と関連エピソードを以下引用
【神話その1 フランス女は太らない】食生活に気を使うからp34
【神話その2 フランス女は自立している】専業主婦の肩身の狭さはたぶん世界一p42、エパヌイスモン=開花p48
【神話その3 フランス女は人間である前に「女」である】 エ・アロール(それで)p78ミッテラン大統領の言葉、人様の恋愛は勝手
【神話その4 フランス女は自由奔放(生涯恋愛体質)である】絵瑠夢(えるむ)バンドでキーボードをしていた著者p105
【神話その5 フランス女は、だから産んでいる】
【神話その6 フランス女はお洒落である】著者は新橋の出版社にいてp149、幸福なことだったのだろうp153と振り返る
【神話その7 (けれど)フランス女は合理的(=ケチ)である】システムDという表現でDはデブルイヤール抜け目がない、旨く乗り切るp160
【神話その8 フランス女は美しく歳を重ねる】
【神話その9 フランス女は遺伝子である】


いろいろな生き方があるけど、著者の生き方を含め、なんかほっとできる一冊でした。


{2018/11/27-12/6読了、記入は12/9}