- 作者:野村総合研究所ICTメディア産業コンサルティング部
- 発売日: 2017/12/01
- メディア: 単行本
「今後10年程度が、ソフトウェアが社会を変える最終段階となり、現在はもう終盤に入り始めているp10」と序章でふれ、市場セグメントごとに何が起きるのか、分析している。
発刊した東洋経済新報社のサイト→ https://store.toyokeizai.net/books/9784492502976/
興味深かった項目として以下。
p36〜:国民生活に革命をもたらす中国シェアリングエコノミー
p46〜:Iot時代のAPIエコノミーの可能性
p77〜:4Kテレビ市場活性化のためにはサービスの拡充がカギ
それぞれ主な項目ごとに、KEY MESSAGEで冒頭、記事の要約もありわかりやすい。
また、2017年7月に実施したNRI「情報通信に関するアンケート調査」で、p162、
・テレビを視聴しながらスマホで友人知人家族などとメールをしているのが39.1%
・テレビを視聴しながらスマホでSNSをしている38%、
・テレビ視聴中に、スマホでテレビで気になった商品・サービスや流行を調べる32.8%と
いずれも前年より増え、そこを狙ったサービスも増えているとのこと。
このほか、RPA市場の規模拡大と高度化p208や、広告の役割が送客から態度変容に:ブランデッドコンテンツへの注目が高まり、サントリーの缶チューハイ「ほろよい」の事例が紹介されていたが、時代の変化についていくのがなかなか難しい。
{2018/5/7-10読了、記入は5/12}