読書録

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こんな働く母親が、子供を伸ばす!

こんな働く母親が、子供を伸ばす! (扶桑社文庫)

こんな働く母親が、子供を伸ばす! (扶桑社文庫)

共働きのワークスタイルについて考える機会があり、改めてどうだったかも振り返ろうかと手に取る。最終章で「子育て期間の15年をどう過ごすかp184-187」で、子育ては果てしなく続くのでなく実質は短く、「創意工夫して、仕事も子育ても納得できるようにしておけば、その15年間は、振り返ったときに必ず「充実していた」と思うに違いない」というのは、その通りだろう。いろいろあったけれど、いよいよ子どもは生活が自立し、あとは自分にあった仕事を自分で見つけてもらうことを祈るばかり。


出版した扶桑社のサイト⇒ http://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594070816

著者が主宰するV-net教育相談事務所のサイト⇒ http://www.vnet-consul.com/

著者のブログで本著の紹介⇒ http://ameblo.jp/v-net-blogroom/entry-10384620187.html


備忘録としてポイントを一部引用
アメリカの salary.com が母の日に毎年発表している家事・育児労働の年収換算で、2012年あ1016万円、労働時間で日本の専業主婦に換算すると約700万円になるp15

◇p28:すべての母親に、「仕方がない」という言葉を使ってほしくない⇒確実に子どもをダメにしますp30⇒p56:働きながら子育てをするのには、大変な苦労がつきまといます。時には問題ばかり感じてしまうことがあるかも知れません。しかし、わが子を結婚から遠ざける最大要因の「マザコン男・わがまま娘」に陥らせず、自立した人間に育てられるという大きなメリットがあることを忘れてはなりません。

◇p65:“やりたいことを見つけ、そしてつかむ力”の原動力は、あらゆるものの“おもしろさ”や、“素敵さ”に気づく好奇心と感受性です。

◇家事の柱は衣食住。炊事、洗濯、掃除と備品の補充。さらに炊事は、献立→買い物→準備→調理→配膳→食器下げ→洗い物→台所の片付けと清掃というパートに。掃除も家全体の掃除機がけのうえ、リビング、キッチン、浴室、トイレ、玄関、寝室の整頓・清掃に分かれる+p125:「働く母親の子育て成功のキモは、いかに夫と家事を分担できているかに尽きる」←このどこが半分かという分担が難しかったが、思えば子どもにも結構させてきた。

◇p134:子どもは楽しいと思えないことを繰り返しやらされると、「成長」するのを止める傾向があります。

◇食事は出来るだけ手作りp144で、難しければ、前の晩もしくは週末にある程度、料理を作ってしまうp146←これはそうでした。一週間分まとめて作り冷蔵・冷凍で対応していました。

◇工夫次第でコミュニケーション、お勧めはメールと交換日記p159←保育園の日誌など、まだどこかの箱に入っているが、どうしたものか。

◇p165:忙しいなか、手間と時間をかけてくれたことが見えるーこれが重要ですp165

◇p181:(高校受験に成功するのは)14歳までの自然体験、人間体験が濃く、しかも読み書き・暗算・暗記という基礎学力が備わった子どもたちです+「子どもの自主的な学習環境」(公立に通い続けると、中高一貫の私立に比べて軽く1000万円の節約)←いろいろ経験はしてくれ、自主自立性は備わってくれたのではないかと思う


{7/3-4読了、記入は12}