読書録

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「3人で5人分」の仕事を無理なくまわす!

「3人で5人分」の仕事を無理なくまわす! ― 「欠員補充ゼロ」の職場術

「3人で5人分」の仕事を無理なくまわす! ― 「欠員補充ゼロ」の職場術

ワークライフバランスの専門家として、テレビでも活躍している著者が、なぜ定時に帰る働き方が必要なのか、そのための方法論など、わかりやすく解説している。
副題の『「欠員補充ゼロ」時代の職場術』が実現できれば、どれほど良い職場になるだろうか。働き方をゼロから見直す必要があるのだろう。


出版したプレジデント社のサイトに目次あり⇒ http://presidentstore.jp/books/products/detail.php?product_id=948


印象に残ったポイントを以下に。このところドタバタしているので省略しながら・・
◇見直しの第一歩は、時間管理、時間の処理の能力をスキルアップすることp22+仕事のやり方、配分の仕方、優先順位の付け方を変えざるをえない。世界視野を広げ生活者としての視点でさまざまな体験をして人脈づくりに取り組むp155
◇この人でないとできないと仕事は少ないp55⇒すべてを引き継ぐ必要はなく、ゼロベースで考えるp64+残った人たちが残業で片づけるのはペース配分を考えないでマラソンを走るようなものp168
◇ANAでは、午後5時以降に送られたメールは翌日受信扱いにp79、サイバーエージェントの3か月に1度の棚おろし会議や著者の朝メール夜メールp186
◇チームで情報を共有し、仕事に効率よく取り組み、成果を上げていくことが必須の時代に、その根底を成すITスキルが低いのでは、通常の業務に支障をきたすp85
◇独自の手帳:左右に重要度、上下に緊急度の仕事マトリックスを付箋で管理するp103
正規雇用でない人も育てようという会社でないと生き残れないp115+地位が人を作るp119
◇時間当たりの生産性が高い人に高い評価をつける成果主義をp128⇒情報を見える化し誰でも使えるようにする+人に情報を残し共有することでスキルを託し人材を育成することが負担を軽減させ職場の力になることを評価すれば、モチベーションもあがるp131
◇中間管理職が意思表明をしないと、偽善的責任感のワナにはまる=使命感で実務をこなすp194


イクメンをすると、定時に帰る厳しさを理解できるというが、仕事の質や内容によっては、どこまで実現できるのか、まだまだ難しいところがある。ただ、こういう視点を心がけて仕事をしていかなければいけないとは思う。


{6/2-8読了、記入は10}