読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

おとなの関係

おとなの関係 - 性と心とからだと愛

おとなの関係 - 性と心とからだと愛

副題にある「性と心とからだと愛」について、ここまで言うかというぐらい赤裸々に語っている。
メディアを賑わせた山路氏、今回初めて知った亀山氏の対話形式になっていて、読みやすく面白い。
引用もどこまでしたものかと逡巡するところもあるが、まずは気になったところを以下に。

(目次-引用)
◇まえがき(亀山);
p7:実際、結婚生活は安定が何よりだ。安定と刺激は両立しづらい。
p9:婚外セックス、婚外恋愛は是か非か。性については、一般的な善悪の基準から離れて、いろいろな角度から考える必要がありそうだ、と山路さんと意見が一致した。

【1】フェアプレイ;
◇「不倫」は男の「戦場」である;
p18:山路)結婚相手に求めるものは、おそらく男女ともに「安定」だと思います。その一方で安定だけの人生は、ある意味、つまらない。(戦場取材を通し)今を懸命に生きなければいけないという価値観、考え方になるものなんです。
・山路)つきあった女性の写真を全部持っているのは、自分の人生の一部であり、自分の人生を捨てるような気持ちになるため。夢やロマンがなければ生きていけない。倫理に外れることなく潔癖に生きていけるかというと難しい。妻や夫以外に恋人という存在を持つことをお互いに割り切って許容するという了解があれば不倫もありうる。嫉妬もまた、夫婦を結びつける引力になりうる。

◇男たちが知らない女の「性」;


【2】本編 おとなのセックス;
◇フレンド・セックスのすすめ;

◇アブノーマルのすすめ;テンションを高く保つ努力と工夫が必要、スワッピング・パーティの醍醐味、嫉妬をスパイスに燃え上がる

◇「快楽探しの旅」のすすめ;「自分を認めてほしい」という気持ちが強く働く、いい旦那やいい奥さんを演じて現実とのギャップで亀裂が生じることも。
p114:山路)「生きていだけでもめっけものだ」という感覚がどこかにしみついてしまって、テレビでどんなふうに言おうがあまり気にならなくなる
p121:山路)(離婚)を経てもなお、いい関係を続けられる男女の絆はとても強いのでは。…人の道を外れてみることで、お互いを見つめ直す機会を作るという点で、すごく意味深い…コンプラより、杓子定規な厳格さと戦うことこそがメディアの役割で、既成の価値観を飛び越えることを許さなければ、発展と進歩は生まれない。
p146:亀山)結婚相手に求める条件は「価値観」より「セックスの相性」であるべき、それが夫婦円満の秘訣。


【3】妻たちの本音;
セックスレス妻たちが語る ほんとうの苦しさ;
p175:松本)同じ相手とばかりセックスするのって、やっぱり飽きますよね…相手を知り尽くしてしまい、未知の部分がなくなると、刺激が乏しくて、性的な興味が湧かなくなる面がある…
p187:内藤)女の人は55歳が頂点で、その年に向かってがーっと性欲が昂進する

◇あとがき;
(引用終)


やっぱり過激な内容ではある…。


{2/23-24読了、記入は28}