読書録

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 ソーシャルメディア

図解 ビジネス情報源 入門から業界動向までひと目でわかる ソーシャルメディア (図解ビジネス情報源)

図解 ビジネス情報源 入門から業界動向までひと目でわかる ソーシャルメディア (図解ビジネス情報源)

図解ビジネス情報源というシリーズだけあって、図や表など、視覚的にもわかりやすいよう工夫されている。また、豊富な具体例が引用され、今の消費者にとって、ネットがいかに重要な情報源になってきたかがよく説明されている。

これらの具体例のうち、見聞きして接したものもある一方で、全く使ったことがないものもあった。情報の流れは早く、このスピードにどうついていくのか、悩ましいところだ。情報を見るのが目的になってしまいかねないところがある。

自分の経験からも、家電製品などの購入では、価格比較サイトでしばらく情報収集をしてから、店舗で実物をさわり、店員の話しも聞いて購入するというパターンが続いている。とりわけ、レビューや使用後のクチコミというのが、良い点も悪い点も書かれているので判断の材料にはなる。それでは買い物に失敗しないかといえば、そうでもないところが悲しい。


(目次ー引用)
1 ソーシャルメディアを理解する
ソーシャルメディアの大きなうねり
(1)オンラインでの“つながり”が顧客との強固な関係性を築く;
(2)すでに79%のグローバル企業がコミュニケーションツールとして活用;
(3)情報伝播の速度は企業の想像以上 IT版「人の口に戸は立てられぬ;
(4)プロモーションツールとして注目 効果は広告換算で数億円と試算;


2‐1 ソーシャルメディアを大解剖
・Twitter(リアルタイムストリーム)
(1)140文字で今の気持ちを伝える「つぶやき」をみんなで共有する;
(2)これだけは押さえておきたい失敗しないための「つぶやきルール」;→#でつぶやきをみつけやすくする、URLは短縮して引用する
(3)一方的な情報発信でなく消費者の声を聞く姿勢が大切;


2‐2 ソーシャルメディアを大解剖
・Groupon(クーポン共同購入サービス)
(1)ソーシャルメディアをを生かした新たなECサイトの手法;
(2)「Groupon」の成功がECサイトの新トレンドを生んだ;
(3)フラッシュマーケティングサイトが日本国内でも続々登場;
・プレミアムライフ向上委員会(プライベートコミュニティ)
(1)独自コミュニティーは強い武器だが自社での運用方法など課題は多い;
(2)設置前にコミュニティ活用の目的をしっかりと検討する;
→6つのポイント
1.コミュニティーを開設する目的を決める;
2.顧客視点を明確にする;
3.顧客の心をくすぐるコンテンツを検討;
4.初期の集客手段を考える(既存、ロイヤルティーの高い家族、同行サークルと連携)
5.クチコミ誘発の仕掛けを施す(ポイント制、共有体験の場、ファンを持つキーパーソンを巻き込む);
6.ガイドラインを設定する
←炎上の原因1.反社会的な記事、2.誤った知識の知ったかぶり、3.主観の対立、4.提灯記事、5.身分を隠しての企業の擁護:日ごろから顧客と接する部門の方が炎上しにくい;


3 ソーシャルメディアで結果を出す企業
・Facebook×リーバイス
(1)ソーシャルグラフを連動させた新しいオンラインショップを開始;
(2)友人とコミュニケーションを取りながらネット上で買い物ができる;
・フォロワーとの積極的な対話で自社のファンを獲得する

4 ソーシャルメディアの未来
・日本でもFacebookは普及するか;
・企業のTwitter活用調査;
→企業規模が大きいほど運用ガイドラインを設けている(1000人以上で41.7%)

{6/10-11読了、記入も同日夜}