仕事関連シリーズだが、8年前と状況はかなり変化しているように思いつつ、基本は同じなのかも知れない。NTTのビジネス研究会が訳者となり、この分野の先進的な役割を担ったと言うことか。p77のチャンスと課題など、今でも通用する。
ちなみに、最もシンプルな定義としては↓
p2:「遠隔から制御されているデジタルディスプレイで、ほとんどの場合、販売、マーケティング、および広告と緊密な関係を持つ」
また、世界での取り組みを紹介する第9章で、日本での動きとしては、2007年に八重洲の地下街のビアホール、キリンシティで、NTTコミュニケーションズが展開した「香る」検証だった(p205)
ラストの課題と展望の部分では、(p254~)若い消費者はみたいコンテンツだけを選択できるテクノロジーを与えられて育っているため、マス向け広告のような価値のない退屈な内容には接しなくなり、テレビやラジオの一方向のメディアの重要性は減少するとしている。一方で小売店舗内のサイネージなどがメディアの役割を担う可能性があり、最後にカナダのグレーム・スパイサー氏の次のまとめを紹介して本書をしめている。
p256:大切なのは適切なコンテンツを適切な場所で適切な人に提供することである。これがデジタルサイネージのメディアとしての本当の未来だ」
本著の検索で、グーグルbookがヒットした↓
サンプル表示で、目次やリンク先が表示されるのはどういう関係なのか・・
あわせて、この分野の技術については、以下の本も読んだ。
この発刊社のサイトは以下
API活用など、もう少し詳しく勉強していきたい。
{2019/11/26-12/13読了、記入は12/21(土)}