読書録

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『株価暴落』 池井戸 潤 著

 

株価暴落 (文春文庫)

株価暴落 (文春文庫)

 

  

株価暴落

株価暴落

 

  この作品、実はドラマを先に見ていたのだが覚えておらず、なんとなく筋として知っているなあと思って記録をたどったら、去年4月21日(土)に見て1年半がすぎていた。ただ、残っているメモは「感動」と、放送したWOWOWのリンク先と簡単な解説ぐらいで、記憶に残って思い出せたのは、主人公・板東洋史役の織田裕二ぐらいで、こんなに記憶が薄れてしまうものかと、寂しさも感じた・・・。

 ただ今の時代、検索すると、キャストからあらすじからヒットしてくるので、敵役は高嶋政伸だったか、ということで記憶をたどりつつ、今回ぐらい間があくと、新鮮な気持ちで小説も読めた。微妙にどこを変えたのか、を見つけるちょっとした楽しみはなくなってしまったけど、それもまたいいのかも知れない。

 

 ドラマのサイトは↓現在、放映していないので、内容もほとんどないが・・・「爆破事件の鍵を握る青年に瀬戸康史、その恋人に川島海荷、爆破事件を追う刑事に板尾創路、経営再建中の巨大スーパーマーケットで独裁的経営に立ち向かう取締役・財務部長に石黒賢、会長の懐刀と言える存在でさまざまな裏仕事に従事してきた取締役・広報室長に石橋凌など」とあるが、うーん、記憶からすっ飛んでいる。

 なおWOWOWの池井戸作品放送は、「空飛ぶタイヤ」2009年、「下町ロケット」2011年に続く第3弾で、2014年。TBS日曜劇場の『半沢直樹』は2013年7月7日から9月22日まで、最終話の視聴率が40%を超えて平成の民放ドラマトップだったことは記憶に新しい。その続編?というか関連ドラマが来年放送されるとアナウンスされ、期待される。

www.wowow.co.jp

 

 

 また、レビューサイトというのがあることも気づき、以下にリンク先を残す

filmarks.com

 今回のストーリーで、納得したエピソードとしては、爆破の脅迫メールを公表するかどうかをめぐり、反対する一風堂側に、板東が、p22

「顧客を大切にするサービス行に携わる者として当然のことと思いますが」・・・(中略)・・・

コンプライアンスに反すると思いませんか?」

とのやりとりや、誤魔化しても情報隠蔽はすぐにばれるp30と反論するところに納得。

 昨今のニュースでは、総理主催「桜を見る会」の招待者をめぐって、与野党の攻防が続いているが、名簿を要求があった日にシュレッダーしたなど、はてさてどうとらえたものか。

 あわせて、いまのクールのドラマでは、ネットでの反応を含め、生き方の正直さに共感できるというか、『同期のサクラ』が、まっすぐな生き方を高畑充希が演じていて、なかなか面白い。その評判を受けてか、無料配信を追加した日テレの対応も素早い。

www.ntv.co.jp 20日に放送された第七話はまだ見ておらず、録画を週末の楽しみにとっておいたのだけれど、ねたばれ的な話や情報を聞いて、少し悲しんでいるところ・・・

{2019/11/18-21読了、記入は11/23(土祝)}