読書録

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『半沢直樹 アルルカンと道化師』  池井戸 潤 著

 著者の作品は、この読書録で19冊目、前回2019-11-21『株価暴落』以来だが、久しぶりに半沢直樹が登場し、期待に違わない面白さで、3日間で一気に読んだ。

発刊した講談社のサイト↓

bookclub.kodansha.co.jp

 TBSの日曜劇場は、2020.09.27 日曜よる9時が、銀翼のイカロスをベースに作られた作品の最終回だったかと、サイトをみて確認。1年以上たって、本著は大阪の課長時代に戻るわけだが、後の伏線なども描かれ楽しい内容。

 にしても、ドラマの影響なのか、登場人物が、半沢は堺雅人、渡真利は及川光博がそれぞれ頭に浮かんでしゃべっているようなイメージが浮かんでくるのは、自分だけだろうか・・・追い込まれながらも、誠実な対応で乗り越えて「倍返し」していくスカッとする内容は、これもドラマで見てみたい。

www.tbs.co.jp

 文中のかくありたい、で、一ヶ所だけ引用してメモ

p294「半沢課長は、ぜったいにお前のことは守るからだ。それだけは俺が保証する。組織の歪んだ論理のために、部下を傷つけたりは絶対しない。あの人はそういう人だ」

「敵も多いが味方も多い。半沢課長のことを本部にいる奴がそういってました」

 筋については、いつまで記憶にしっかりと残っているだろうか・・・『株価暴落』のときのように、ちょうど薄れたころにドラマ化されて、また楽しみたいとも思う。ただ、相方は、一度読んだことがある本のドラマや映画は、観たくないというので、この辺は感性というか人によるというか、なかなか難しい・・。

 なお、この本は、ブックオフの展示コーナーに、ブクログの評価で紹介されていたが、5点満点評価で4.3と、かがみの孤城についで2番目の人気となっていた。リンクを引用した1/30夜の現時点では、 3.67( 本棚登録 : 3人)で、かがみの孤城の上は、4.25
 (17) (12) (6) (1) (0) 本棚登録 : 132人と登録の数が違いすぎていたことに今気付いた。読んでブクログを使う世代が違うのかもしれず、今後も注目してみたい。

booklog.jp

 

 

{2022/1/18火-20木:読了、記入は1/30日}