- 作者: 池井戸 潤
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 文庫
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ドラマで高視聴率を記録した「半沢直樹」シリーズの第一巻。実はドラマも途中からだったので、東京編からは見ていたのだが、この大阪編については今回初めて接した。
登場人物の性格付けや、どんでん返しの展開、どうやって東京のポストに戻ってきたのかなど、理解をふかめることができ、期待にたがわず面白かった。ドラマの大阪編も、また再放送があれば見てみたい。
発刊した文藝春秋のサイト→ http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167728021
印象に残った言葉から以下を引用
p290:半沢のことば「オレは基本的に性善説だ。相手が善意であり、好意を見せるのであれば、誠心誠意それにこたえる。だが、やられたらやり返す。泣き寝入りはしない。十倍返しだ。そしてー潰す。二度と這い上がれないように。…」
p362:新野剛志氏の解説「働く者すべての心にずしりと来る。そして、どんなに小突かれても折れない半沢の姿、組織に従いながらも譲れない一線、捨てられない矜持が見えてきたとき、明日も働く元気がわいてくるはずだ」
{2017/1110-13読了、記入は18土曜}