読書録

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最新広告業界の動向とカラクリがよくわかる本

この出版者の業界シリーズは、図やグラフを含めコンパクトに俯瞰できるので、役に立つ。

 これまで、[技術][理系][学習][メディア]など、下記がこの読書録に残っている。本書の執筆に名を連ねている中野明氏は、IT・ビジネスライターという肩書きだが、テレビなどでお見かけしたことはなく、講演などもしていないのだろうか・・・人物にも興味がわいた。


2018-02-27 『Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー』 山本 琢磨 著
2014-03-28 『最新コンテンツ業界の動向とカラクリがよくわかる本』 中野明 著
2013-11-30 『最新放送業界の動向とカラクリがよくわかる本』
2013-10-19 『業界研究 最新インターネット業界のカラクリがよくわかる本』


発刊した秀和システムのサイト→ http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/5135.html


 いくつか覚えておきたいポイントを以下に引用
◇三代広告会社は、電通(49249億)、博報堂(12153億)、ADK(3527億)だが、電通はイージスグループを買収し世界戦略へ、博報堂も大広、読売とのホールディングスで追撃p20、(売り上げは2017年3月期)
◇業界を揺るがすギャングオブフォーは、グーグル、アップル、アマゾン、フェイスブックp47
◇ソーシャルの共感時代のトリプルメディア論p95:ペイド(広告出稿で認知拡大や興味喚起)、オウンド(自社管理サイトで理解促進)、アーンド(評判で生活者や記者が作成し拡散

◇雑誌社大手で、音羽グループが〇講談社(1173億)と光文社、一ツ橋グループが〇小学館(973億)や〇集英社(1175億でトップ、元は小学館から大正時代に分かれる)、プレジデント社、ほかに新潮社グループと角川グループで、最王手は〇 p145
◇空間をメディアにする動きが増えるp177、人が商品購入に至る理論の変化→p233
AIDMA:注目、興味、欲求、記憶、行動、アテンション、インタレスト、デザイア、メモリ
AISAS:注目、興味、検索、行動、共有、Actionの前後の2つのSサーチとシェアが重要


 ネット広告用語の解説p58もあり、CTRやCPC、CPAなど、似ているようでなかなか理解するのも苦労したが、この関連から少し離れただけで、もう忘れてしまっていた。しかし、変化が激しい業界で、かつ、フェイスブックの情報流出をめぐってさまざま取り上げられているだけに、今後もよく見ておかないといけない分野ではある。


{2018/4/5-6読了、記入は4/8}