読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

フランスはどう少子化を克服したか

フランスはどう少子化を克服したか (新潮新書)

フランスはどう少子化を克服したか (新潮新書)

 政府の「人づくり革命」などの実現に向けた新たな政策パッケージで、幼児教育などの無償化について、3歳から5歳までは、所得にかかわらず、一律で認可保育所や認定子ども園を無償化することなどが12/8の臨時閣議で決まったと報じられる一方、待機児童の解消の方が先ではないかという論調もめだつ。


 本書では、フランスの事例を紹介し、「保護者の負担を軽減すること」p95が重要で、保育園に入れない場合の、「母親アシスタント」制度とその補助なども充実しているという。日本では当たり前の、おむつの持ち帰りや連絡帳など、フランスにはないという。逆にフランスにあるのは、男の「産休」とのこと。


発刊した新潮社のサイト→ http://www.shinchosha.co.jp/book/610689/


 フランスでの取り組みや動きで、学べることは学んで、ぜひ生かしてもらえればと思う。 


{2017/12/4-5読了、記入は12/9土曜}