- 作者: 阿部絢子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2015/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まだ先ではあるのだが、放送中のドラマ『やすらぎの郷』や『定年女子』など見ていて、この関連の本が目にとまり、手に取るようになった。本著の内容では、いろいろな経験・失敗談に基づく著者の考えが出てくるのだが、プロフィールを見てみると、洗剤メーカー勤務を経て、百貨店の消費者相談室に30年勤務、薬剤師として働きつつ、消費生活アドバイザーとしても活躍するというのは、なかなか充実した素敵な生き方なのだろうと思う。2年前に発刊された本著は、70歳で書かれたということか。
発刊した大和書房のサイト→ http://www.daiwashobo.co.jp/book/b200231.html
記憶に残ったポイントを引用して以下に。
◇年金受給の年齢を早めに開始すると額が少なくなるという勘違い・・後悔先に立たずp50
◇「教養と教育がある」の意味は、年をとると、今日、用事がある<今日用>、今日、行くところがある<今日行く>p81
◇p127:「知らないことが多いほど、死ぬまで楽しみがあると思えばいい」
◇p139:「70代になっても、面白いこと、楽しいことを拾って働いていけたらいいな」
◇p156:問題は初期解決に限る…問題が小さいうちに、早く解決したほうがよい…消費生活アドバイザー時代の経験から
◇相談したいことがあったら、こまめに自分から足を運ぶ・・億劫がらない、先延ばしにしない、こまめに歩くp163
なお、手土産や差し入れにするのは、せんべいではなくあんこ、というp170感覚はこれまであまりなかったので、参考にしたいところではあるが、はやりせんべい系の方が軽くて日持ちもするし、と思ってしまうは、貧乏性だからかなぁ。
{2017/8/20-21読了、記入は24}