読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

一歩先のキャリアへ! 女性リーダーが語る働き方の知恵

一歩先のキャリアへ!?女性リーダーが語る働き方の知恵?

一歩先のキャリアへ!?女性リーダーが語る働き方の知恵?

  • 作者: 公益財団法人21世紀職業財団
  • 出版社/メーカー: 東京図書出版
  • 発売日: 2015/05/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

 1986年の男女雇用機会均等法の施行にあわせて設立した財団が、2010年から毎年開いてきた全国交流会イベントで、パネリストが発言した内容をテーマごとにまとめた内容。各界で仕事と家事や育児を両立させキャリアを築いて活躍されている方々が、実体験として語る言葉には重みがある。
 このうち、仕事を続けてこられた理由として、QUICKの伊藤朋子取締役の「1つめは社会とつながっている、世界の中野動きを、日比野仕事の中で感じる社会で働いている実感があるということでです。2つめは家族やまわりの支えがあったからですp15」というのは大事だと思う。この方の発言で、★3つのP(Peace平和・心の安定、Powerエネルギー・情熱をもつ、Purpose目的・大切にしていること)を大切に、「明るく元気に前向きに、自分の強みを持って仕事を続けてもらいたいp108」という内容も分かりやすく、メッセージとして引用したい内容だ。
 また、コーディネーター役もつとめた資生堂の岩田喜美枝副社長が、人生の三本柱、大事なこととしてあげている3つのことp105「1つは自分のキャリアを作るということ、もう1つは家庭を作るということ。3つ目は社会とかかわるということです」にもつながる部分があり、社会とのつながり、関わっていること、ということを肝に銘じていきたいもの。
 岩田氏も「組織にとっていらない仕事なんて絶対ない。与えられた仕事を、手を抜かずに一生懸命やれば、どんな仕事であっても成長できない仕事はないと思いますp25」「みなさんに諦めるな、夢を捨てるな、ということをお伝えしますp97」というメッセージを発信している。
 現在放送されているテレビドラマ『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜 (フジテレビ)』にも、こうした働き方を考えさせられる部分がたくさんでてきたことを思いおこした。


出版した東京図書出版のサイト→ http://www.tokyotosho.co.jp/info/bus/a21.html
編著者:21世紀職業財団のサイト→ http://www.order-jiwe.jp/book_list.php#
国立女性教育会館のサイトで本紹介→ http://www.nwec.jp/jp/ginfo/page88.html


 このほか、印象に残った言葉を以下引用。
p42:「『無理やとかできないとか言ったら、それで終わりや』と、一言言われました。それから、私はできないと思うことはやめようと考えてやってきました」中野秋代サカイ引越センター専務
p99:「(メッセージ3点)1点目は、★キャリアと家庭の両立は大変だとよく言われますが、私からすると大変だからこそやりがいがあります。…2点目は、一人でできることには限りがあるということです。まわりのサポーターにうまく助けを求めていくことが必要です。…3点目は自分ができることに自分で限界をつくらないでほしいということです」アキレス美和子あおぞら銀行常務執行役員
p103:「やらずに後悔するよりも、やってみてほしいと思いますp103」鈴木陽子ホテルメトロポリタン仙台宿泊支配人


{16/9/3-4読了、記入は10}