ひとりぐらしもプロの域

ひとりぐらしもプロの域。 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

　アメブロで人気の『半径３メートルのカオス』を書籍化したという内容は、ひとりぐらしをしていると、とても共感を覚える内容で、マンガとともにすっと入ってきて、ほのかに笑える内容となっている。

出版したＫＡＤＯＫＡＷＡのサイト⇒ http://mediafactory.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=9784040681405&vid=&cat=025020015010014

著者のブログ⇒ http://ameblo.jp/miwakamata/

　自分もやっているなぁ、というところは、p34〜ＮＡＩＮＡＩ２２で紹介されている、洗濯関連の取り込まない、取り込んだとしても畳まない、お皿を分けない、米びつになんてい入れない・・・炊いてすぐに冷凍すればいつでも美味しいごはんが食べられると分かっていながら冷凍しないetc、こういうのを読むと、なぜか安心するんですよね。p71の食パンはそのまま分けずに冷凍とか、とろけるチーズの冷凍とか、そうだそうだと応援したくなります。

　一人暮らしビフォーアフターp96〜の、スーパーの半額タイム、ポイント集め、風邪のとき、料理の味などその通りで、「家族や友人のありがたさや健康やお金の大切さがより身に染みるようになりましたp97」というのは、一度一人暮らしをするとわかる感覚か。

　倹約テクニックとして、カードで支払えるものは払うというのはすでに行っているけど、携帯に持っている服と靴の写真を入れておく(p113)、というのは、間違えて同じような色を買うことがあるので良いかも知れない。家計簿をつけるとよいというのは、この読書録で先週記録したレシート集めとつながるところがある。

　
　ブログが書籍になり、より多くの人に読まれていくというこのスタイル、マンガとも連動している。ネット戦略をいろいろ繰り広げているＫＡＤＯＫＡＷＡ・メディアファクトリーのコミックエッセイという取り組みも、この本で知り、興味深い。
　　
{2016/05/28-29読了、記入は6/4}