読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

エリートに負けない仕事術

 著者は毎日一冊本を読んで、新しい知識にワクワクし、誰かと意見交換をすることで定着させ理解を深めるという手法を紹介していて、話し相手がいない場合には「ブログにレビューを書くp184」と書かれているので、この読書録に紹介することもご容赦お願いします。


出版した大和書房のサイト⇒ http://www.daiwashobo.co.jp/book/b214427.html
著者のブログに“はじめに”長文掲載あり⇒ http://zunzun428blog.hatenablog.com/entry/2016/02/19/204913



 外資系のグローバルIT企業に転職し、メンターがいない中で活躍する著者の仕事の基本は、どこでも通用するような、なるほどと思える点がたくさんあった。“はじめに”に書いているように、細々としたことも厭わずに評価を積み重ねていく必要性などその通りだろう。ゴールできるのは、『コミュニケーション力』=質問力と判断力の組み合わせ(p15)で、その精度をあげていくというのは、なかなか難しいけど、これをこなしていく必要がある。「いつも同じことばかりしていていれば、提供できるサービスも変わらず給料も上がりません。p24」という基本も、職場でどこまで理解できているのかとも感じる。


 本著では、飲みにケーションやちょとした雑談力など、細部についてもコツを提供してくれている。困った時の雑談リスト(p86)の、週末の予定、子どもの様子、最近のスポーツ、最近見ているドラマ、社内のゴシップなど、さらには偉い人との会話が途切れたら、「一番苦労されたことは何ですか」と昔話を聞く(p95)というのは、なるほど上手だなぁと感心する。


 ミスの防止で、1)大きくプリントアウト、2)色ペンを用意、3)一晩寝かす(p115)という手法も、これまでもやってきてはいるが、3項目にまとめられていて覚えやすい。特に三番目の一晩寝かす、ということを心がけたいのだけれど、日々追われているとこのところ、締め切り間際にやらなければならないことも多くなっていて、自戒する。p165に出てくる「大切なのは何が起きても大丈夫なように徹底的に用意すること」にもつながる部分がある。


 英語勉強のススメの中で、『表現のための実践ロイヤル英文法』(p176)を紹介しているが、時間がないというのではなく、将来に向けて再度やり始めてみたいものだ。


 著者は、はてなダイヤリーの進化したバージョンを使っておられるようで、この読書録は移行しそこなったままなのだが、はてさて、どうしたもんじゃろのう・・・
 

{2016/05/26-28読了、記入は6/4土}