読書録

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男たちのワーク・ライフ・バランス

男たちのワーク・ライフ・バランス

男たちのワーク・ライフ・バランス

WLBについての本をいくつか集中的に読んできたが、本著は、7年前の出版とはいえ、男側にとっては「あるある」が結構あって共感できる。仕事と子育ての両立は、男性にとってもいろいろ悩ましく、状況は少しは改善されたと言えるのだろうか。


編著のヒューマンルネッサンス研究所のサイト⇒ http://www.hrnet.co.jp/publication/pub_work.html


「オトコの本音」で紹介されている“あるある”、などをいくつか引用
p47:飲みニケーションが減って寂しい
p53:サポートがなかったら、働き続けられません
◇周りは独身か既婚でも子どもがいない、または妻が専業主婦だと仕事に集中。自分だけがバタバタと走りその割に仕事が中途半端p61⇒バリバリ働きたいというタイプだと仕事の負荷と責任が重くなり、家でも家事育児に励むと過労にp123
◇祖父母の存在は、家事や育児のサポートだけでなく、子どもの精神面の発達にも大きな意味p128
遠藤雅大さん、All Aboutで『男の子育て』ガイドを担当し、自ら『アットホーム☆ダディ』主宰p129
←検索でよくわからなかった
◇子育てがむしろ人生にむしろプラスになっているとは、多くの夫婦から聞こえてくる言葉p143⇒「ともに働き、ともに家庭を守る」という夫婦のあり方は、リスクを分散するための防衛策+夫婦の幸せにつながるという捉え方p184
◇WLBの制度を利用したために、昇進昇格が遅れたり、キャリアの損失を招いたりするのでは、手放しに喜んで活用する気になれないp202
◇コンフリクトのない状態こそバランスで、150%仕事に打ち込むことだってOKp203

{7/21-29読了}


このほか、WLB系で読んだものの、メモを書く余裕がないため、以下列記

論争 日本のワーク・ライフ・バランス

論争 日本のワーク・ライフ・バランス

2008年 論争日本のワーク・ライフ・バランス
{7/15-20読了}達成のためのキーワードは「多様性」「柔軟性」「時間の質」p2
パク・ジョアン・スックチャ(アパショナータ代表)手厚い育児支援は男女の固定的役割分担を強化するのではないかと危惧⇒育児休業が短くても、復帰後にフルタイムでも続けられる柔軟な勤務体系の提供がベターp315+正社員の働き方の柔軟性が高い



ワーク・ライフ・バランスと働き方改革

ワーク・ライフ・バランスと働き方改革

2011年 ワーク・ライフ・バランスと働き方改革
{7/24-30読了}企業に不可欠な3つの取り組み1)仕事管理や時間管理など人材マネジメントと働き方の改革、2)WLB支援に関わる制度を導入するだけでなく、活用できるようにする、3)社員の多様な価値観やライフスタイルを受容できる職場風土とする。p2
・残業削減5つのポイント:1)短時間でより高い成果を上げるための活動として位置付け、成果を出して定時で帰る。2)マネジメント層への残業削減の必要性に対する意識を高める、3)長期間にわたる取り組みであることを認識し、焦らず一歩ずつ進めていく。4)実際に残業整理が実現した場合には、関わった人を評価する。5)自社にあったやり方・方法を取り入れる。p184&197
・朝メール、報告メール、時間は15分単位で、就業時間内が前提、各業務に優先順位をつける、一週間業務分析、カエル会議、複数担当制、ほめるマネジメント、スキマ面談など活用p197



ワーク・ライフ・バランスの焦点―女性の労働参加と男性の働き方 (JILPT第2期プロジェクト研究シリーズ)

ワーク・ライフ・バランスの焦点―女性の労働参加と男性の働き方 (JILPT第2期プロジェクト研究シリーズ)

2012年 ワーク・ライフ・バランスの焦点
{7/22-24読了}女性にとってのWLBは育休や短時間で仕事のスローダウン拡充ではなく、キャリア継続など活用の視点に意味があり、男性の長時間労働を見直すp298

{7/30記入}