読書録

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記者たちの関西事件史 昭和54年〜平成22年

記者たちの関西事件史―昭和54年~平成22年

記者たちの関西事件史―昭和54年~平成22年

関西では改めて大事件が多いことを思い起こす。「関西ジャーナリズム」という言葉が、大阪には政治部も外信部もなく、ニュースを追う中心が社会部で、『各紙が事件・自己の報道でしのぎを削り、「えげつない」特ダネ競争が展開されるp54」という説明に納得する・・


出版した光村推古書院はフェイスブックにページ有⇒ https://www.facebook.com/permalink.php?id=340693619336902&story_fbid=447675591974286

セブンネットに一部の目次あり⇒ http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106274845/

神戸児童連続殺傷について、ほぼ内容を掲載しているブログあり→
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/525271b8ec6e5f81fbfee24d37aad2bc


あとがきによると、産経新聞の連載では、47事件で88話が3か月にわたって掲載され、本著には、26事件57話が収録されている。自分の記憶から薄れていたのは3件、関西にいた同時期の事件が8件あり、鮮明に覚えている。

また取材の裏話として、以下が印象に残った。
イトマン元常務と飛行機に偶然乗り合わせて名刺を交換し、取材につなげた松原英夫氏p147
ミドリ十字元専務の聴取をスクープして検察に聴取され立ち入り禁止を受けた今村義明氏p243
◇住所を割り出すために従業員が席を離れた際に契約書を見て丸暗記した楠秀司氏p365
◇事件から十数年がたって遺族の方々と接しながら自分の子育てや取材のあり方も考える岸本佳子氏p261と木村さやか氏p376
脱線事故で迷走した説明と暴走した記者会見について記した飯塚浩彦氏p394


{11/6-13読了、記入は15}