読書録

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ビジネス番長

ビジネス番長

ビジネス番長

スティーブ・ジョブズ松下幸之助という二人の巨人の共通点を探りながら、ビジネスで成功するためのポイントの解説を試みている。少し強引なところもあるかと思いつつも、生き方としては参考になる点が多い。


出版した主婦の友社のサイト(個別リンクは変更する場合もあると注意書きあり)⇒ http://shufunotomo.hondana.jp/book/b146471.html


目次はセブンネットにあり⇒ http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106351464/


印象に残ったポイントを以下に引用
◇際立った3つの生き方は「自分を生きる」「人を喜ばせる」「人とつながる」なかで、「けんか強いが親しみがあって、しかも実力と迫力満点の『番長』と呼ぶのがふさわしい」p8、人間力の源泉は、志=火種、欲=自己実現、愛=人間関係、⇒『コミュニケーション・リーダーシップ・マネジメント』p39
松下幸之助の心づかいで、亡くなる一週間前に主治医から管をのどに入れるのでご辛抱下さいと言われた際、「いやいやお願いするのは私です」と答えた思いやりの言葉が最後の言葉p114、「お客さんは見えなくなるまで見送れ」p135←見送りでこれをされる方に接すると、なるほどと思い、自分も試みようとは思っているが・・
◇≪他力を真似るのでなく、盗んで自分のもの、別のものに変えてしまう≫p130、信じる⇒出会いを大切にする、アンテナを張り巡らす、柔軟に対応する、他力に感謝の念を持つ、正道を歩む⇒他力90(人、時、天、の力)
◇アップル復帰を果たしたスティーブ・ジョブズが、企業イメージのキャッチコピーを提案され思わず泣き出したという言葉⇒シンク・ディファレント(違うことを、考えよう)p185
◇「矛盾することを両方とも際立たせることによって、新しい価値を生み出す」=番長たちの成功のマスターキーは、「矛盾が想像する」という「宇宙の法則」をフル活用p192(老子も2500部年前に書いている 両極の存在とその相互作用)←いわゆる弁証法にも通じるところがあるのか?
ジョブズの交渉力としてp216〜、責務から逃げず、正しい旗印、周りを変えるだけの情熱、人間的魅力、winwin、シンプル、一点突破から全面展開、力関係 など
◇「もっと使いやすくすることができないか?」というような細事と現物にこだわる人には、メガヒット構想が向こうからやってくるようだ。p269
◇ダイレクトコントロール(経営のすべての重要課題を集中)とチーム型(ヨコのコミュニケーションを密にする)という組織体制、厳しい規律とあるだけの自由や創造欲と完璧主義という企業風土なしに、ジョブズの必勝のビジネスモデルは生まれなかった。p288


6月から7月にかけていろいろなことがあり、しばらく記録ができていなかったが、雨の降る日曜に久しぶりにアップ。ただ、時間がかかりすぎても続かないので、以降は概要というか短めに書いていかないといけないかも。


{6/21-29読了、記入は7/13}