- 作者: 松田尚之,齋藤哲也
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2005/06/21
- メディア: 単行本
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9年前に出版された本著だが、『7つの習慣』など今でも書店で並んでいる本やカリスマ著者もいて、興味深い。これまでに読んできた本もあり、「決め台詞」やポイント、使用上の注意など、なるほどと納得する部分もあれば、やはり読まないと奥深いところは理解できないのかも知れないとも思う。スピードが速く忙しい時代にあっては、こういう本が便利なのだろう。この9年で変化もあったわけで、そろそろ続編が出るころ、期待したいところか。
出版した技術評論社のサイトに概要や取り上げられたカリスマ著者や本など目次あり⇒ http://gihyo.jp/book/2005/4-7741-2232-7?ard=1400283608
まだ読んでいないため、読んでみたいと思った著者や本を以下に
◇神田昌典p28「商品へのこだわり、ポジティブ思考、提案営業では売れない。お客さんの感情を身につけるマーケティングを」『もっとあなたの会社が90日で儲かる!』(フォレスト出版)
◇堀場雅夫p56「おもしろおかしく出る杭になれ!」『イヤならやめろ!』(日本経済新聞社)
決断と実行のスピードを強調する。社是は「おもしろおかしく」
◇斉藤一人p60「商人の基本は、人に好かれることです。幸せは、口に出せばあとからついてくるのです」『斉藤一人の絶対成功する千回の法則』(講談社)銀座まるかんの創業者
◇ジェームズ・アレンp104「あなたは あなたがなろうとする人間になる」『「原因」と「結果」の法則』(サンマーク出版)
◇水野敬也、小林昌平、山本周嗣p112『ウケる技術』(インデックス・コミュニケーションズ)カミングアウト(自分の恥ずかしい部分)、自分ツッコミ、ディテール化(映像や会話劇に)、擬人化(モノの視点)
◇佐藤昌弘p160「お客が欲しいというものを、売ってはいけない」『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』困っていることは何ですかと尋ね、具体化し、要望を確認したのち提案とクロージングで締めくくる
◇ジェームズ・W・ヤングp178「アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない」「事物の関連性をみつけ出す能力に依存するところが大きい」『アイデアのつくり方』1.幅広い情報を収集し、2.様々な角度から咀嚼し、3.心の外に放り出し、4.思いがけぬ時に訪れる、5.現実に適用するために忍耐強く手を加える
また、これまで読んだ本で、本著で紹介されている決め台詞や注意点などを以下、引用
◇『チーズはどこへ消えた』p92「最大の障害は、自分の中にある。自分が変われ!」・適応しろ、考えるより行動しろというメッセージだが、前提の価値観や方針を無視すると暴走を招く可能性も
◇『Good Luck』p108「幸運の下ごしらえは、自分にしかできない」
◇『7つの習慣』p132「7つの習慣の最も気高く美味しい果実は、自分自身と、家族と、友達と、仕事の同僚とひとつになることである」私的成功(主体性の発揮、目的の設定、重要事項の優先)から公的成功(Win-Winを考える、理解してから理解される、相乗効果を発揮する+刃を研ぐ自己研鑽で肉体・精神・知性・社会&情緒)へ。ただし、著者は、この本がアメリカ流の弱肉強食社会を前提で、いいとこどりで読むことを勧めている。
{5/11-15読了、記入は17}