読書録

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会社で自由に生きる法

会社で自由に生きる法

会社で自由に生きる法

博報堂で8年CMを手がけた後、著作などで独立された著者の生き方を垣間見るようである。
どうせ長く会社で働くなら、自由な働き方で楽しむべし、というのが基本か。

冒頭、著者は、仕事の面白さがわからず、仕事は好きだけど人間関係がつらいに人、そして部下に仕事の面白さを教えたい上司の3人のために書いたという。フリーより会社づとめの方が楽だし、気持ちの持ちようによっては、十分楽しめる、ということのようではある。
本著の中で、手書きの良さに触れているところがあるが、悪筆の自分にはつらく感じた。
指摘されているノウハウはまっとうで、また、このようにできれば、考えて仕事をしてくれれば、楽しい職場になるのだろうが、現実はなかなかついてこない。


具体例として64例をあげているが、印象に残った内容を以下、引用。
(目次ー引用)
【0】まえがき;
01:仕事が楽しかったら人生は楽しくなる⇒アフター5を楽しくする前に仕事を楽しくしよう


【1】自由を手に入れる;
04:会社を自分のスポンサーにする:限界やギャップを知り手取り足取りを求めない⇒会社を、活用しよう
06:会社に裏切られたと、騒がない⇒会社に過度に甘えない
07:望まない仕事で、大切なものを探そう


【2】上司をうまく使う;
14:性格の合わない上司との、コミュニケーションを覚える⇒合わない人に、しがみつこう
19:問題を持っていくのではなく、解決策とセットで持っていく⇒報告に、解決策をつけよう
21:上司を出世させることで、自分が出世できる


【3】失敗を楽しむ;
25:出世しないで、現場でずっと働くのも、一つの生き方⇒「出世以外の楽しみ」を見つけよう
30:テキサスヒットを、とった者の勝ち⇒「みんなが断った仕事」をしよう
35:失敗が、武勇伝になる


【4】楽しくない仕事も楽しくする;
39:どんなつまらない仕事にも、こだわりを持つ⇒「こだわり」で楽しもう(コピー取りは重要、加工作業)
44:テロリストと交渉する覚悟で、電話をとる⇒1回で、名前を覚えよう
50:コピーを頼まれたら、「どう思う」と聞かれてもいいようにしておく⇒いつ意見を聞かれてもいいようにしておこう


【5】泳ぎのスキルを身につける;
57:手書きに強いと、仕事は楽しくなる⇒手書きを、めんどくさがらない
61:仕事のできる人は、目立たないフォローができる⇒目立たないフォローをしよう


【6】あとがき;
64:不自由なところほど、自由を手にいれられる⇒制約を、楽しもう


{2/9-15読了、記入は19}