- 作者: 吉野真人
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2012/01/20
- メディア: 単行本
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上司と部下のコミュニケーション上のミスマッチに対し、上司が世代間の意識差を認識して、部下の成長を心から願い、働きやすい環境を整えようと考えていれば、よりよい職場環境になるとしている。本著では、上司が陥りやすい「間違った気遣い」を、6つのカテゴリーであわせて30のシチュエーションを取り上げ、「部下と上司が幸せになる具体的な処方箋として示している。自分がいずれもやっていそうな行動で、今後の対応で工夫する必要がある。
カテゴリーは、いずれも「部下と自分を不幸にする〇〇とその処方箋」ではじまり、以下6つ、いずれも〇〇の中に、以下の冒頭部分が入る。
1.OJT・指示の出し方:自分でやって仕事を取り上げると、部下は成長せず上司は忙しくなり、組織として伸びていかない+「適当に上手く」では伝わらず。
2.話の聴き方・報相連:パソコン画面から目を離さずに聴くのはNG。
3.やる気の出し方:「やる気を出せ、死ぬ気でやってみろ」と言ってもだめで、自分から考え行動するような動機づけが必要
4.失敗・トラブル対処:
5.フィードバック・謝罪:どんな部下にも喜ばれる部下への感謝の意と承認
6.中間管理職としての振る舞い:「会社の方針だから仕方ない」で片づけてはダメ。
(引用終わり)
ついつい自分がやってしまうのは、人材育成につながっていない、ということを再認識させられた。
{(5/19ー22読了、記入は28}