読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

これからはじめるクラウド入門 2010年度版

クラウドのソフト関連でまとまった体系的なものは、これまであまり見ていなかったので、読んでみる。このブルーバックスは1年半前の出版で、紹介されている無料のサービスは、大方は、実際に使っているものだった。これまではPC系雑誌などで見てネット検索した上で導入してきたが、使い方が間違っていないかどうか確認するとともに、別の使い方もあるのかということを教えてもらうには、整理されていて、ちょうど良いとは思った。

ただ、この手の情報はすぐに更新されていくので、こうした新書形式になじむのかどうか、また、実際にクリックして使えるような電子書籍のような形の方が、今後、受け入れられるのかも知れない。

まだ導入していないサービスで興味を持ったものは以下
p130:MindMeister マインドマイスターを会議の議事録として使う
p160:Office Web Apps SkyDriveは使っていないわけではないが、その仕組系
p168:90日PCを起動しないと、インストールしたドロップボックスが削除されるのは知らず…
p180〜宅ファイル便は登録しておらず、あまり使う機会がなかった
p214〜GTD−Rは知らなかった。to-do系というが、グーグルのカレンダーの中の機能で住んでしまうような気もするし、名前自体知らなかったので勉強になった。ただ、iphone系は 有料と書いてあり、であると使う機会はなさそう。同じようにネットプリント系も、普通は自宅か職場ですんでしまうので、あまり必要なさそう。

p262〜で、ツイッターを非公開設定にして、参加者が社内の掲示板として使うというのには、なるほどそういう使い方もあるのかと驚く。

いずれにせよ、いろんなクラウドサービスがあるが、最後には、使い易いソフが勝ち残っていくのだろうと、ひとつ前に読んだグーグルの黄金律も思い出して考える。同じようなストレージ・サービスは、かつてヤフーも個別にあったと思うが、今、ドロップボックスやエバーノートの方が、確かに使いやすい。
メールだって、グーグルは使いやすく、サービスを終了宣言してしまったドコモウェブメールとは大違いだ。

メディアも朝日や日経がデジタル紙面、産経はそのまま紙面PDFのネットサービスを始めているが、決して使いやすいとはいえない。生き残るためには、ユーザー側にたった使いやすさをとことん追求してもらう必要があると思う。

{4/23ー27読了、記入は28}